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【聴講者募集】宇宙教育プログラムCANSAT実験報告会配信希望者募集について

受講生がアクティブ・ラーニング形式のプログラムとして実施したCANSATオンライン実験(遠隔探査実験)の報告会について聴講者を募集します。
今回の聴講は、オンデマンド配信とし、期間を限定し希望者へ公開いたしますので、ご都合に合わせて好きなタイミングでご覧頂けます。

申込期間:11月6日(金)~11月24日(金)9:00まで

申込先URL:https://www.tus.ac.jp/uc/entry.html
※申込み完了メールに視聴ページのURLを記載していますので、こちらから聴講してください。
※視聴期間は、11月6日(金)~11月30日(月)です。

【CANSAT実験とは(小型模擬人工衛星の遠隔探査)】
小型衛星模擬モデルを人の両手で持てるほどのサイズに縮小し、落下実験等により所定のミッションを行うものです。CANSATでは、宇宙関係のミッションで必要とされるミッションデザイン、システム設計、ハードウエア及びソフトウエア設計・実装、検証、実験に至る一連の流れを通じて、宇宙ミッションのエッセンスを実践的に修得することができます。

【今年度のCANSAT実験について】
実験の課題は、「モノリスの探査」です。
「2020年8月30日に「2001年宇宙の旅」の中でアーサー・C・クラークが予言したモノリスが東経139.909北緯35.919に出現した。モノリスの詳細(大きさ、形状、物性)などは一切不明であり、まず、その詳細情報について早急に調査する必要がある。モノリスにヒトが直接接近するのは危険なため、探査ローバーとしてCANSATが用意された。」という設定のもと、受講生は、この謎の物体についての情報をできる限り収集し、どのような物体であるかを明らかにすることをミッションとしてオンライン実験に取り組みました。

CANSAT本体についてはプログラム側で準備し、受講生はチームを組み8月からオンラインで移動機能・画像取得機能・通信機能の実装に取り組み、10月10日、11日の実験当日はZoomで話し合いつつ、45分という限られたミッション時間でチーム代表者が遠隔端末を操作し実験を行いました。実験時は外部からの映像は一切なく、CANSATから送られてくる情報のみを頼りに、どのチームもモノリスの探査に挑んでいました。その後、11月1日に各チームの実験報告会を行いました。

※宇宙教育プログラムは、文部科学省による令和元年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。
※本学で実施するプログラムでは、宇宙飛行士の向井千秋特任副学長を研究代表者とし、「本物の知識」と「本物の体験」を主軸として、宇宙科学技術を理解し、教育現場においてその魅力を広く発信して生徒の興味の醸成を促すことのできる理科教員や、宇宙開発・宇宙産業の将来を担う研究者、技術者、起業家を育成することを目的としています。

宇宙教育プログラムHP:https://www.tus.ac.jp/uc/

問い合わせ先
東京理科大学 宇宙教育プログラム事務局(学務部学務課)
tus_uchu@admin.tus.ac.jp