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平成29年度宇宙教育プログラム受講生30名が修了

東京理科大学「宇宙教育プログラム」では、3月18日(日)に平成29年度の閉講式を行い、30名の受講生がプログラムを修了しました。

当日は、閉講式に先立ち講演会が行われ、プログラム受講生に留まらず、本学学生、他大学学生、高校生、一般の方にも広く公開しました。

講演会では、 Prof. Steven W. Squyres(Cornell University)による講演「The Mars Exploration Rover an CAESAR Projects」、Mr. Garvey McIntosh(NASA Attaché in Asia)による講演「Overview of NASA and Next Steps in the Exploration of Space」、土井隆雄 特定教授(宇宙飛行士、京都大学宇宙総合学研究ユニット)による講演「日本の有人宇宙活動」が行われました。

閉講式では、はじめに藤嶋学長より挨拶があり、知識を得るだけでなく、実践することの大切さについて話がありました。
その後、向井千秋特任副学長より、30名の受講生に修了証書が手渡されました。
また、パラボリックフライト実験において実験結果が最優秀のグループに藤嶋賞、チームワークとマネジメント能力が優れていたグループに審査員特別賞、CANSAT実習において実験結果が最優秀のグループ及びロケットシュミレーションの結果が上位の3名に向井賞を授与しました。
最後に、向井千秋特任副学長より今年度の総評が行われ、受講生には、本プログラムで学んだ知識・技術・経験をもとに、宇宙の面白さを周りに伝えられる人になってほしいとの話がありました。

受講生からは、「大学生と高校生が交じって、チームで実験することが楽しかった。」、「このプログラムでしかできない体験がたくさんできた。特に、専門家の方々から、自分たちの質問等に真剣に答えてもらえることが嬉しかった。」、「これまで、自分の周りには宇宙に興味のある友達が少なかったが、このプログラムで同じ目標をもつ仲間がたくさんできた。」といった声が聞こえました。

 

 

 

 

 

平成30年度以降の宇宙教育プログラムの実施については、詳細が確定次第、以下のURLより、お知らせする予定です。
宇宙教育プログラムHP:https://www.tus.ac.jp/uc/

 

※宇宙教育プログラムは、文部科学省による平成29年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。