学生スタッフのT.Y.です。10月に、私も手伝わせていただいた「大村智展示記念室」が東京理科大学神楽坂キャンパスに開室しました。開所式には理科大の関係者や新聞記者の方のみならず、大村先生ご本人もいらっしゃって展示を観てくださいました。それだけでも光栄なことですが、実際に大村先生とゆっくりお話しする機会をいただきました。最初はかなり緊張していましたが、大村先生もご同行の秘書の方も気さくにお話をしてくださり、楽しい時間を過ごすことができました。
大村先生は理科大在学時、研究をする傍ら夜間高校の教員として働くというかなりハードな生活を送っていたそうで、そのなかでも多くの成果を出していらっしゃるのは流石だなと思いました。私も一時期教員と研究を両立していたので、勝手ながら親近感を感じつつ、しかし私は両立を達成できなかったのでより一層大村先生のすごさを感じます。
また、研究以外のことにも興味を持って取り組んだ方がいいというご助言もいただきました。大村先生は芸術にも精通していらして、研究と芸術は共通点があると仰っています。恥ずかしいことに私は芸術のことはさっぱり分からないのですが、これからは自分の研究以外にも、芸術を含むいろいろなものを気にかけていきます。
大村先生とお話をさせていただいて、研究への姿勢、また、知見を広げることの重要さを勉強させていただきました。非常にためになるお話で、今後の研究のモチベーションも上がりました。自分もいつか学生に気力を与えられるような存在になれるよう、今後も邁進していこうと思います。