館長挨拶

文明開化の叫ばれる明治初期(1881年)、「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」という若者達の熱い思いで設立された本学は、その理念を実践しつつ、まさにわが国の科学技術発展の歴史とともに歩んできました。当たり前のように我々が享受している今日の高度技術化社会も、一朝一夕に達成されたものではありません。多くの先達の科学技術者たちが営々として培って来た歴史の一端を回顧し、科学技術発展の姿を感じていただくことが近代科学資料館の主な目的です。また、科学技術の更なる発展を目指し、その陰にあるさまざまな課題を解決すべく本学で遂行されている優れた研究活動を紹介することも目的の一つとしています。

多くの来訪者で賑わう神楽坂に立地している本館は、一般市民、学生などを対象として、近代日本の科学技術の普及に貢献した本学の足跡を辿り、科学技術の過去・現在・未来を思考する空間となる博物館として、近代科学技術の啓発活動を行い、本学の建学の理念である「理学の普及」に積極的に貢献することを使命としています。

『受け継がれる理大生DNA』
-近代科学資料館長秋山仁と学生の鼎談-

これからの時代を担う現役の理科大生と秋山仁館長の特別対談が、『学報』140周年記念号で企画されました。本映像はその模様を撮影し編集したものです。東京理科大学への熱い思いが、世代を超え受け継がれています。


秋山仁

東京理科大学近代科学資料館
館長 秋山 仁