スペース・コロニーユニット
スペース・コロニーユニットは、学部・学科を横断した異分野融合研究のノウハウを醸成してきた東京理科大学が有する人工衛星の部品開発、機能性材料、創エネルギー、建築、IoT・センサー等の各技術を結集し、人類のフロンティアである宇宙等の開発に不可欠な極限的な閉鎖環境において人間が長期間滞在するために必要な技術の研究開発拠点です。
これまで宇宙と直接関係を持たなかった衣・食・住に関する様々な技術や、電力・通信といった閉鎖領域に、おけるインフラ構築技術など、分野を跨いで横断的に研究開発を行います。
ユニット長ごあいさつ
向井 千秋
スペース・コロニーユニット長
特任副学長
本センターでの研究開発では地上においても有用な宇宙滞在技術の高度化を実現し、これらを本学と連携する民間企業に速やかに移転することで、技術の社会実装に加え、災害に強い住宅によるわが国の国土強靭化、食糧問題の解決、宇宙産業の活性化等に貢献することを目標としています。
研究開発は4つのチーム((1)事業統括およびスペースQOL・システムデザイン、(2)スペースアグリ技術、(3)創・蓄エネルギー技術、(4)水・空気再生技術)が相互に連携しながら研究を進め、研究開発の過程で生み出された技術を束ねて、実用化する力を持つ民間企業に速やかにこれらの技術を移転し、将来的には宇宙で利活用が可能で、地上においても有用な技術の高度化の実現を目指します。
NEWS
- 木村真一教授のLaboScope 研究紹介動画が公開「宇宙ゴミを除去するための、衛星搭載用カメラの開発やロボットの自律制御を研究し、より安全な宇宙空間の実現へ」 2024.04.18
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- バンダイナムコグループが進める「ガンダムオープンイノベーション(GOI)」の 公認プロジェクトの紹介動画が公開されました。 この動画では、東京理科大学 スペースシステム創造研究センターが参加する 「TEAM SPACE LIFE」の取り組みや今後の目標などが紹介されています。 ぜひ皆様ご覧ください。 2024.04.09
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- Newton 別冊「138 億年の大宇宙 その姿と全歴史」で、 ⽶本 浩一教授が CTO を務める SPACE WALKER社の宇宙船についてと、⽊村 真一教授が研究しているインフレータブル式の居住施設について掲載されました。 また、TOPICS「宇宙への移住」の章では、木村真一教授の取材記事が氏名付きで掲載されました。 2024.03.28
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- 第41回高分子学会千葉地域活動若手セミナーにおいてセンターメンバー研究室の大学院生及び学生らが奨励ポスター賞を受賞 2024.03.18
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- 木村真一教授らが開発した地球観測カメラに関するプレスリリースが『日刊工業新聞』に掲載 2024.03.15
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- センターメンバーが共同研究で携わったX線天文衛星XRISMが定常運用へ移行、本格的なX線天体観測が開始 2024.03.06
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Event
- 宇宙のごみ問題~サステナブルな宇宙開発に向けて~ 2023.02.27
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- スペース・コロニー研究開発コンソーシアム第2回意見交換会 ‐みんなで宇宙を考えよう‐ 2022.12.16
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- 【講演会】将来の宇宙居住に向けた医学分野における取り組み 2022.12.06
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- 【講演会】宇宙農場に向けた研究開発 ~国際宇宙ステーションでのレタス栽培実証実験を中心に~ 2022.10.05
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- スペース・コロニー研究開発コンソーシアム第1回意見交換会 ‐みんなで宇宙を考えよう‐ 2022.06.30
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- SEMICON Japanでの展示発表 2021.12.15
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