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2025年10月26日、小型自律分散型環境センサー(TEM) が搭載された「新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)」がH3ロケットにて打ち上げられました!
「TEAM SPACE LIFE」で開発を進めてきた小型自律分散型環境センサー(TEM)が、4月の第1回目の打ち上げに続いて2回目の実験に向けて打ち上げられました。TEMは、手のひらサイズの小型センサーながら、二酸化炭素濃度、におい成分、温度や湿度等を計測することができる小型自律分散型環境センサーです。
第1回の実験では、2025年5月に国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟にて大西卓哉宇宙飛行士によって、複数個所のCO2、温度、湿度、においなどを測定を行い、データの取得に成功しました。今回打ち上げたTEMでの第2回の実験では、より長期的に環境測定を行う予定です。
本実験は、将来、より大きな宇宙船やスペースコロニーの実現にも繋がる技術と期待されます。
