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2020年度宇宙教育プログラム CANSAT実験報告会をオンラインにて開催(11/1・開催報告)

11月1日(日)のプログラムは、CANSAT実験報告会を実施しました。

今年度のCANSAT実験の課題は、「モノリスの探査」です。大学生と高校生が一緒にチームを組み、主体的に行うアクティブ・ラーニングとして、オンラインで遠隔探査実験に取り組みました。
報告会では、チームごとに実験内容、結果、考察、今後の展望等についてプレゼンテーションでの発表を行いました。また、その内容をもとに、当日参加した受講生、メンター、宇宙教育プログラム関係教員による評価を行いました。

宇宙教育プログラム関係教員からは、「コロナ禍で情報ツールを上手に活用し、オンライン実験を行えていた。」、「実務の前に失敗できる経験はこれからに生きてくる。」、「次の微小重力実験も一生懸命取り組んで達成感を得てもらいたい」などの講評がありました。
追って評価結果を集計し、最優秀となったグループは2021年3月14日(日)実施の閉講式で表彰する予定です。

なお、このCANSAT実験報告会について聴講者を募集しております。今回の聴講は、オンデマンド配信とし、期間を限定し希望者へ公開いたしますので、ご都合に合わせて好きなタイミングでご覧頂けます。

各班のチーム名は以下のとおりです。
・C1班 “KUBRIC”                                                                                ・C2班 “Allstars”
       

・C3班 “アンチコロナ”                                                                       ・C4班 “Ὠρίων”
     

・C5班 “2万マイル”

また、同日の午後からは、2月に実施予定の微小重力実験の準備を開始し、木村真一教授による講義「微小重力実験概要」、メンターによる「微小重力実験の進め方、過去の実験紹介」が行われました。その後、受講生は新たなグループに分かれてディスカッションを行いました。

本プログラムは、講義、講演のうちの一部について、聴講者を募集しております。
詳細は、宇宙教育プログラムのHPをご覧ください。
宇宙教育プログラム:https://www.tus.ac.jp/uc/

※宇宙教育プログラムは、文部科学省による令和元年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。
※本学で実施するプログラムでは、宇宙飛行士の向井千秋特任副学長を研究代表者とし、「本物の知識」と「本物の体験」を主軸として、宇宙科学技術を理解し、教育現場においてその魅力を広く発信して生徒の興味の醸成を促すことのできる理科教員や、宇宙開発・宇宙産業の将来を担う研究者、技術者、起業家を育成することを目的としています。