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2019年度宇宙教育プログラム 閉講式報告(3/15)

3月15日(日)に閉講式を行い、受講生30名が本プログラムを修了しました。閉講式は、新型コロナウイルス感染拡大の防止の観点から遠隔システムを用いて行い、受講生は自宅から参加しました。

 

受講生からの一言では「講義・講演による知識面もさることながら、チームで実験を行うことで人間性、チームワークを多く学べた」、「学校だけでは学べない多くのことを経験することができた」、「チームとして実験内容を一から組み立てプロジェクトを進めていくという貴重な経験ができた」という感想がありました。
また、今期は、微小重力実験において、手法の変更やコロナウイルスの影響により北海道での実験中止という大変な年となりましたが、「チームのみんなが支えてくれて乗り越えることができた」、「すべてが順調にいくわけではなく、常に最高の状態で臨んでいかないといけないということを学べた」、「チームで協力して臨機応変に対応する能力を鍛えることができた」と想定外のことを前向きに捉えたコメントも多くありました。

メンターからは、「本プログラムで学んだチームワークやプロセスを今後の経験に活かしてください」、「このプログラムでできた繋がりを大事にしてください」、「残念なことがあったときに一番先に前を向ける人になってください」といった受講生に向けたメッセージがありました。

 

その後、CANSAT実験、微小重力実験、ロケットシミュレーション実習の表彰式を行いました。

 

・CANSAT実験表彰(上位1チーム:team C2「APO」)
・微小重力実験(上位1チーム:「team P6「得多仁羽夢」)
・ロケットシミュレーション実習(上位3人)

また、3年以上継続してメンター活動に従事した2人にメンターマスターが認定されました。

修了証、賞状、ロケットシミュレーションで設計した模型は後日ご自宅に郵送いたします。