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2019年度宇宙教育プログラム 微小重力実験(代行・中継)を実施(3/5・3/10実施報告)

3月5日(木)、10日(火)に本学野田キャンパスにおいて、微小重力実験(代行・中継)を実施しました。

本プログラムでは、受講生が本学教員及びメンターの指導のもと、自分たち自身で微小重力実験のテーマを設定し、実験提案、計画立案、装置開発、実践、データ解析、成果発表までの一連の流れを実践しています。
今年度は2月24日(月)~27日(木)に北海道赤平市にある落下実験施設(コスモトーレ)にて微小重力実験本番を迎える予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の防止の観点から中止することとなりました。
そのため、受講生は2月16日(日)に本学野田キャンパス講義棟の吹き抜け構造を利用して行った模擬実験での結果をもとにデータを解析し、これまでの成果をまとめています。

さらに、模擬実験でデータが不足していたグループに対しては、集まって実験を実施することができないため、3月5日(木)、10日(火)に本学教員による代行実験を行い、Web会議システムを用いて関係者へ中継しました。

 

代行実験においては、教員はあくまで代行者としての役割に徹し、受講生が事前に作成した実験手順書を参照しながら実験を進めました。
実験装置にトラブルが生じた際には、受講生が自分達で対応策を考え、Web会議の通話によって指示を出しました。

微小重力実験の成果は、発表ポスターにまとめて、後日本HPに掲載する予定です。