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町田慎悟助教が論文発表 本研究により光触媒材料の表面に吸着したアセトンもうまく分析できる展開が期待されます

論文タイトル

A novel approach to characterization of a relatively unstable intercalation compound under ambient conditions: revisiting a kaolinite-acetone intercalation compound

土の中に豊富に含まれ、陶磁器や化粧品の原料にも用いられている、カオリナイトは、グラフェンのような薄いシートが重なった無機の層状化合物です。

カオリナイトの層間に有害物質の1つであるアセトンを挟み込むことができますが、アセトンは揮発しやすいため、その分析はこれまでには困難でした。

原始的ではありますが、素早くサンプルを回収し、うまく密閉する技術を組み合わせることで、この問題を解決しました。

この結果によって、光触媒材料の表面に吸着したアセトンもうまく分析できる展開が望まれます。

 

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