メンバー

赤倉 貴子

工学部 情報工学科 教授

研究分野

  • 教育工学 (eラーニング/eテスティング)
  • 制御・システム工学 (eテスティング・eラーニングのための個人認証技術)
    データ解析

研究キーワード

教育工学
学習支援システム
システム開発
認証技術
自然言語処理

VRを利用した孤独感の解消システムの開発に関する研究

一定の期間、狭隘な空間に一人でいると心理的負荷が大きくなることが知られている。また例えば学習を行う場合にeラーニングを利用すると、時間的空間的自由度があり、メリットは大きいが、一方で強制力がなく、孤独感を感じ、モチベーションが保てないことも知られている。そこで、VRを利用して、VR空間の人物に顔を向けるとVR空間の人物もこちらを向いてくれるなど、あたかも誰かと一緒にいるように感じるVR空間を構築し、その効果を検討している。

顔情報・筆記情報からユーザの心的状態を推定する方法論の開発に関する研究

顔から取得できる情報(色、目、鼻、口などの形等)、及びタブレットPCに記入した筆記情報(筆圧、ペンの角度、筆速、文字の形など)からeテスティングでの本人認証を行う研究を行っているが、それを応用的に発展させ、顔情報・筆記情報と、そのときの心的状態の主観的評価、心拍数、GSRなどを比較分析し、顔情報と筆記情報から、ユーザの心的状態を推定するモデルの構築を行い、その精度を検討している。

インタビュー

■なぜ宇宙の研究をすることになったか?

赤倉研究室では、以前から非接触で生理状態の計測を行う研究をしています。
それはどういうことかというと、重厚な装備(計測器具)などは使わず、非接触で、本人は計測されているという負担を感じずに計測をすることができます。
例えば日常的な視線の動きや、日記や活動報告などの情報から身体的・精神的な体調などの計測を行います。

これは地上でも色々なことに利用できますが、宇宙空間などの閉鎖空間ではより重要であり、スペース・コロニー研究センターに参加することになりました。

■研究開発した、あるいは、している技術をつかって宇宙で実現したいことは?

まず一つは、一人でいる人の状態を非接触で逐次的に計測することです。
作業日誌を書いたり、鏡を見るなどの日常的な行動から体調の変化を計測したい。

もう一つは、VRにより、地上にいる家族や大事な人のデータの蓄積から、宇宙空間に一緒にいるかのような空間を作りたいと考えています。

■地上で実現したいことは?

宇宙で実現したいことと同じですが、地上でも同じように、宇宙にいる宇宙飛行士が地球上のこの場所にいるかのように会話をすることです。
TV会議などはすでに実装されていますが、リアルタイムの通信ではなく非同期でも、ホログラム的な形で実際に会話が成立するようにしたい。

■研究していて印象に残ったこと・楽しいと感じたことは?

単にAIという言葉に惑わされるのではなく、人工知能で何が一番楽しいかを考えてほしい。
今やっていることが少し良くなるではなく、絶対に出来なかった、例えば、亡くなった人と話が出来たり、大スターと話をすることが出来るようになること、非現実的なことが現実になることが研究していて楽しいです。

論文リスト

著書

1.理工系の基礎 情報工学………赤倉貴子 浜田知久馬 八嶋弘幸 太原育夫 谷口行信 古川利博,丸善,pp1-292,2018

学術論文

1. e-TestingにおけるWebカメラとペンタブレットを用いた逐次受験者認証システムの開発・・・・・川又泰介、赤倉貴子、電子情報通信学会論文誌,J102-D  pp 163-172,2019(査読有)

2. 知的財産法講義のための学習支援システムの利用状況と知識獲得状態の関係分析・・・・・・・赤倉貴子、川又泰介、東本崇仁、加藤浩一郎, 工学教育,167 No.2 pp86-91,2019(査読有)

3. さまざまな学習支援システムを利用した工学部における知的財産法教育の実践・・・・・赤倉貴子、川又泰介、加藤浩一郎、工学教育、67, No.1 pp75-80、2019(査読有)

4. 階層型アイテムバンクを利用した授業改善支援システムの毎授業での実践と評価・・・中村修也、藤沢匡哉、赤倉貴子、工学教育、67 No.1 pp69-74、2019(査読有)

5. 国立大学工学系学部における知的財産教育の現状分析・・・赤倉貴子、中村修也、加藤浩一郎、日本教育工学会論文誌、42、Suppl.  pp81-84, 2018 (査読有)

6. 授業形態ごとの満足度の要因分析・・・中村修也、赤倉貴子、日本教育工学会論文誌42、Suppl. pp165-168、2018(査読有)

7. e-TestingにおけるタブレットPCとオンライン筆記情報を用いた筆記認証法の提案………林 大介、赤倉貴子、日本教育工学会論文誌、42、Suppl. pp101-104, 2018 (査読有)

8. 法令文を論理式表現した問題解決過程モデルに基づく特許法自主学習支援システム………赤倉貴子、東本崇仁、加藤浩一郎、日本教育工学会論文誌、42、No.2 pp141-153、 2018(査読有)

9. 階層型アイテムバンクを利用した授業改善支援システムの開発と評価………中村修也、赤倉貴子、電子情報通信学会論文誌、J101-D、No.6 pp820-829、2018(査読有)

10. 提案するプログラムトレース課題のための学習支援システムの開発とその実践………東本崇仁、赤倉貴子、電子情報通信学会論文誌、J101-D,No6 pp810-819 2018(査読有)

11. 少ない評価項目で具体的な授業改善点を推定できる項目間の関係性モデルの提案………中村修也、赤倉貴子、電子情報通信学会論文誌、J101―D No.5 pp794-798 2018(査読有)

12. e-Learningにおける入力顔情報を用いた参照情報の逐次更新による受講者認証………川又泰介、石井隆稔、赤倉貴子、電子情報通信学会論文誌、J101―D No.4 pp725-728 2018(査読有)

13. eラーニングで他者と一緒に演習問題に取り組んでいると感じられるVRシステムの開発と評価………中村修也、松本崇志、赤倉貴子、電子情報通信学会技術研究報告、118,No,510 pp111-116 2019(査読無)

14. テスト理論の教育を目的とした学習支援システムの開発………川又泰介、藤田風志、赤倉貴子、電子情報通信学会技術研究報告、118、No.510 pp157-160 2019(査読無)

15. e-TestingにおけるSVMを用いた逐次的筆記認証法………林大介、赤倉貴子、電子情報通信学会技術研究報告、118,No.294 pp43-46 2018(査読無)

16. e-Testingにおける時系列画像推定による顔認証の検討………川又泰介、赤倉貴子、電子情報通信学会技術研究報告、118、No.294 pp47-50 2018(査読無)

17. 授業内容の話題に適応的な授業評価項目出題方法の検討………中村修也、赤倉貴子、電子情報通信学会技術研究報告、118、No.294 pp19-22 2018(査読無)

18. 特許法条文の述語論理表現による解の自動生成機能を持つ作問学習システムの開発………藤田風志、赤倉貴子、電子情報通信学会技術研究報告、118、No.294 pp29-32 2018(査読無)

19. RELATIONSHIP BETWEEN THE MUL TIDIMENSIONALITY OF THE KNOWLEDGE ACQUISITION PROCESS FOR LAW AND THE USE OF LEARNING SUPPORT SYSTEMS THAT SIMULATE LEGAL TEXTS AS LOGIC CIRCUITS………Takako Akakura, Taisuke Kawamata, Koichiro Kato、13th International Technology, Education and Development Conference pp5468-5474 2019(査読有)

20. RELEVANCE ANALYSIS OF CONTENTS TYPE AND FACE AUTHENTICATION FOR PREVENTING PLAGIARISM OF E-CONTENT………Taisuke Kawamata, Takako Akakura、13th International Technology, Education and Development Conference pp7497-7503 2019(査読有)

21. Topic Analysis of Syllabus for Faculty of Engineering in the Japanese National University………Shuya Nakamura, Takako Akakura  International Conference on Teaching, Assessment, and Learning for Engineering pp325-328 2018(査読有)

22. Development and Use of a Video On Demand e-Learning System with Logic Circuit Exercises for Teaching Intellectual Property Law………Takako Akakura, Taisuke Kawamata, Koichiro Kato  International Conference on Teaching, Assessment, and Learning for Engineering pp722-725 2018(査読有)

23. Development of a Learning Support System that Automatically Generates Solutions by Converting Legal Articles into Logical Expressions………Takako Akakura, Taisuke Kawamata,Koichiro Kato 7th Global Conference on Consumer Electronics pp626-627 2018(査読有)

24. Development of an E-Learning Prototype System Using Virtual Reality-Based Smartphone for Physics Experimental………Shuya Nakamura, Takako Akakura 7th Global Conference on Consumer Electronics pp431-432 2018(査読有)

25. Development of a Blended Learning System for Engineering Students Studying Intellectual Property Law and Access Log Analysis of the System………Takako Akakura, Takahito Tomoto, Koichiro Kato 20th International Conference on Human Computer Interaction pp231-242(査読有)

26. Proposal for Writing Authentication Method Using Tablet PC and Online Information in e-Testing………Daisuke Hayashi, Takako Akakura 20th International Conference on Human Computer Interaction pp253-265 2018(査読有)

27. Development of an Asynchronous E-Learning System in Which Students Can Add and Share Comments on an Image of a Blackboard………Kazashi Fujita, Takako Akakura 20th International Conference on Human Computer Interaction pp243-252 2018(査読有)