Events

0519日(日)

【終了】5月19日(日)東京理科大学オープンカレッジ~宇宙シリーズ~②「東京理科大学の宇宙への挑戦」宇宙用機器開発からスペースコロニーまで

木村真一副センター長による講座が開催されました。
■日時:5月19日(日)13:30~15:00
■場所:東京都千代田区飯田橋4-10-1 セントラルプラザ2階
■内容:
東京理科大学では、「宇宙ゴミ」の除去事業に向けた研究開発を進めてきました。「宇宙ゴミ」を除去するためには、「宇宙ゴミ」に安全かつ確実に接近する必要があり、高性能なカメラや計算機が必須となります。一方、宇宙用のカメラや計算機は、機能的に制限があり、非常に高コストで、宇宙ゴミの除去にとっての障壁となっていました。 東京理科大学では、民生用のデバイスの宇宙空間での適合性を評価すると共に、不具合に対して柔軟に適応する技術について研究を進め、非常に低コストで高度な演算能力を持つカメラと計算機を実現してきました。その技術は、「IKAROS」「はやぶさ2」など様々な宇宙機で多くの実績があります。 さらに、このような地上技術を効果的に宇宙利用に結びつける技術を活用して、宇宙での居住に関連する技術を研究するスペースコロニー研究センターを2017年度からスタートさせました。近年、月や火星など人類の活動圏が急速に広がりつつあります。このような人類の宇宙進出を実現するためには、ロケットや宇宙船の開発だけでなく、宇宙での居住を実現するための様々な技術が必要となります。そこで、東京理科大学では、地上において開発が進められている衣食住に関連する技術を宇宙開発とつなげ、効果的に宇宙居住を実現することを目指しています。 本講座では、民生技術を活用した宇宙開発とスペースコロニー研究センターでの研究について概要を説明します。
■詳細はこちら