メンバー

有光 晃二

創域理工学部 先端化学科 教授

【研究課題と成果】酸化チタン表面への有機ケイ素ポリマーのグラフトとセルフクリーニング材料への応用

Tetraisopropyl orthotitanateとポリシランを含む溶液中で、ゾルゲル反応による酸化チタン微粒の調製とポリシランの光化学的なグラフトを同時に実施した。これにより従来の固相法で作製したポリシラン修飾酸化チタン粒子に比べて、粒径がより小さい修飾酸化チタン粒子を得ることができた。さらに、このポリシラン修飾酸化チタン粒子を分散したUV硬化膜を作製したところ、従来よりも透明度の向上したセルフクリーニング膜を作製することに成功した。