メンバー
向井 千秋
特任副学長
【研究課題】月面開拓医学とスペースQOL
スペースシャトル計画や国際宇宙ステーションにおいて宇宙飛行士の健康を支えてきた宇宙医学研究(生理的対策、精神心理サポート、放射線被ばく管理・防護、宇宙船内環境整備、軌道上医療システム開発)の知見をもとに、これまでの地球周回軌道上の宇宙医学に月面環境特異性を考慮した医学・ライフサイエンス分野(可変重力生理学、レゴリスの人体影響・防護、居住空間整備等)を加え、調査・研究・技術開発を推進している。
東京理科大学特任副学長
宇宙飛行士、医師・医学博士
1977年
慶應義塾大学医学部卒業。同年、医師免許取得
1988年
同大学博士号取得。同大学医学部外科学教室医局員として病院での診察に従事
1985年
NASDA(現JAXA)より搭乗科学技術者として宇宙飛行士に選定される。
アジア初の女性宇宙飛行士として1994年、98年と2度の宇宙飛行を行い、微小重力下でのライフサイエンスおよび宇宙医学分野の実験を実施。
2004年~2007年
国際宇宙大学の教授として、国際宇宙ステーションでの宇宙医学研究ならびに健康管理への貢献を目指した教育を行う。
2007年~2015年
JAXA 宇宙医学研究室長、宇宙医学センター長として宇宙医学研究を推進。
2015年4月
東京理科大学副学長に就任(2016年4月より特任副学長)