メンバー

工藤 昭彦

理学部 第一部応用化学科 教授

【研究課題と成果】粉末光触媒を用いた水を電子源とした水分解およびCO2還元

高効率な人工光合成型光触媒の開発はカーボンニュートラル社会実現のために重要な研究課題である。今年度は,混合フラックス法をBi4Ti3O12水分解光触媒に適用することで水分解活性を飛躍的に向上させることに成功した。また,貴金属-遷移金属複合助触媒を金属酸化物光触媒に担持させることで高効率なCO2還元を達成した。来年度も「元素戦略」,「バンドエンジニアリング」などを駆使することで高活性な光触媒の開発を行う。