奨学金を受給した
学生からのメッセージ

2022年度に学生70名に対して、18,350,000円の奨学金を給付しました。奨学金を受給した学生から感謝のメッセージが寄せられましたので、寄付者様の温かいご厚志に対する感謝の気持ちと、将来への志を持って懸命に勉学に励む姿をご紹介します。

維持会奨学金に採用された感想

理学研究科物理学専攻博士後期課程3年

この度は採用していただき、誠にありがとうございます。支援を受けられたこと、家族一同喜んでおります。

コロナにより父の自営業は大きな影響を受けており、家計は厳しい状況が続いておりました。
また、博士課程では研究活動も忙しく、学事とアルバイトの両立に悩んでおりました。

お陰様で、時間に融通が利くようになり、重要な実験などのスケジューリング等無理なく組めております。
金銭面、時間面、両面において多大な助けとなっております。

⼯学部電気⼯学科2年

給付型の奨学⾦の奨学⽣として採⽤いただき、⼤変嬉しく思います。

中⾼から電⼦⼯作をしてきたこれらの知識を発展させつつ、情報分野の⼒を組み合わせてものづくりをしていきたいと考えているこの姿勢に対し、奨学⾦をいただくことができて嬉しく思います。

⼤学での基礎的な知識の学習、授業外での様々なアウトプットを、いただいた資⾦も活⽤しながら、緩めることなくこれからも⾏っていけたらと思います。

薬学部生命創薬科学科2年

もともとあまり裕福な家庭ではなく、昨年度は勉強とサークル活動(野田ボイストレーニングサークル)の傍らほぼ毎日のようにアルバイトを行う日々を送っていました。

奨学生に採用していただいた今は、学費などによる困難が減り、それほどアルバイトに力を入れなくてもよくなったため、昨年度より日々が質の高いものになっていることを実感できています。

理学研究科物理学専攻1年

維持会奨学金に採用され、非常に嬉しく思います。

大学院に進学することを決めたものの経済面での不安が大きかったため、奨学金に採用されたときは感謝の気持ちとともに安堵しました。安心感により挑戦する気持ちがさらに充実し、今まで手が届かなかった書籍を購入できたことで喜びはひとしおです。

よい環境を整えられたのも奨学金のおかげであり、とても感謝しています。

工学研究科建築学専攻1年

まず、奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。

私は中学生の時に建築家を志し、建築分野に大学から足を踏み入れました。貴重な学びの時間を最大限確保し、設計力を鍛えるように努力しようと思いながら入学式を迎えたことを覚えています。

奨学生に採用された時には、卒業設計や卒業論文、日々の授業などを絶えず努力してきたことが評価されたと感じ、とても嬉しく、また入学式の初心を改めて大切にしていこうと思いました。

工学研究科機械工学専攻1年

大学院の学費について、両親から金銭面での支援を受けられず、院進学に不安を抱いていました。しかし、本奨学金をいただくことができて、前向きに院進学を考えることができました。寄付をしていただいた方々に深く感謝しております。

本奨学金が他の奨学金と大きく異なる点として、完全な給付型であること、そして、親の所得に関係なく学生の能力や意志のみで判断されることがあります。

この奨学金によって、金銭面で院進学を躊躇していた志の高い学生が本学の院に進み、今後社会の発展に多く貢献していくだろうと思います。

創域理工学研究科建築学専攻1年

今回「維持会奨学金」に採用いただき、両親に対する負担を減らすことができたと感じております。

家庭の財政状況として両親の収入だけで学費全額を賄うのが難しいことに加え、私自身なるべく学業に専念したい気持ちがあり、大学生の頃から日本学生支援機構の奨学金も借りてどうにか学費を払っている状況ではありますが、今回ご支援いただき、両親が負担している学費の額を減らすことができました。
心より感謝申し上げます。

創域理工学研究科社会基盤工学専攻1年

この度奨学金のご支援をいただきまして、大変感謝しております。

私は大学入学時から交通計画を研究したいと考えており、希望の研究室に入るために努力をしてきました。予備校のアルバイトをしながら、祖父母の介護を行っている母の手伝いをするという多忙な中で勉学に励んできました。

そして、奨学金のご支援のおかげで研究に没頭することができ、学会発表を認めていただくことになりました。ありがとうございます。

奨学金をどのように活用しましたか?

理学研究科数学専攻1年

いただいた奨学金はすべて大学院の学費に使わせていただきました。大学院での学費はすべて自らの貯金から賄っているため、いただいた奨学金のおかげで経済的、精神的にも余裕を持って大学院生活を送ることができています。

工学研究科電気工学専攻1年

学費の一部および、パソコンのバッテリー交換など研究環境がより良くなるための費用に主に充てました。

また、語学力向上のため、英語の参考書や資格試験の費用に利用させていただきました。

工学研究科機械工学専攻1年

大学院入学金の一部として使用させていただきました。

両親と、大学院は自費で行く約束をしていたため、非常にありがたかったです。

創域理工学研究科情報計算科学専攻1年

私の場合は借りている奨学金だけでは足りない分の大学院の学費に利用しています。

大学院2年分の学費は自分で支払うようにしているため、受給した奨学金を充てることができ、大変助かりました。

創域理工学研究科電気電子情報工学専攻1年

頂いた奨学金は、主に大学院の学費に充てています。その他には、研究発表のための学会への参加に必要な費用や交通費など、研究に関連するものに使用するようにしております。
奨学金を頂いたことで様々な場面で使用させていただいています。

創域理工学研究科経営システム工学専攻1年

学会発表・論文投稿など、研究成果を世の中へ発表するためには多くの費用が必要です。

大学から頂ける予算では補助することの難しい、発表先での食費・生活費や、論文投稿における英文校正費などに利用し、積極的な研究活動を支えていただきました。

創域理工学研究科社会基盤工学専攻1年

学会参加の交通費やインターンシップ等で地方に行く際の旅費として活用しました。

また、研究を行う上で必要となる学問の参考書の購入に充てました。

先進工学研究科物理工学専攻1年

私は受給した奨学金を大学院の学費の支払いに使用しました。自分で学費を払う中で奨学金は大きな助けになり、財政的な負担が減ったことで学業に集中することが出来ました。

いま大学で力を注いでいること

工学部電気工学科2年

ハイブリッドロケットを自作して打ち上げるCORE というサークルに所属していて、専門である電気系の実践的な経験を積んでいます。

サークルで活動することで、複数人で協力して期限内にものを完成させる感覚も身につけられています。

理学研究科科学教育専攻2年

将来社会に羽ばたいていく子どもたちを「数学」という教科の立場からどのようにして育てることができるのかを日々学び、研究しております。
また、子どもが授業を受ける環境をどう変えることで、さらに教育的効果が期待されるのかを教育工学の観点から研究をおこなっております。

理学研究科化学専攻1年

私は現在、微細な金属を使用して、水から水素を生成する水分解光触媒の研究に力を入れています。留学中は、日本での液相実験に加えて、気相反応の水分解反応を研究しています。

世界と戦う研究である以上、他国の研究や生活をこの目で見て勉強する毎日を送っています。

理学研究科応用数学専攻1年

離散数学におけるグラフ理論の研究です。その中でも私は主に、約80年間未解決である「ハドワイガー予想」の解決に寄与できるよう、現在はこの予想の証明に取り組んでいます。

工学研究科情報工学専攻1年

医薬統計の勉学に励んでいます。私の専攻内容が人々の生活に寄与できる可能性にやりがいを感じています。

大学院生活でたくさんのことを吸収し、将来的には製薬会社の開発職として人々のヘルスケアに貢献できるような人材になりたいと思っています。

創域理工学研究科電気電子情報工学専攻1年

5Gやそれ以降の次世代無線通信システムにおいて、さらなる通信の高速化に向けた研究に取り組んでいます。

私は将来、通信インフラを支える技術者になることを志しています。そのため、通信技術の発展に少しでも貢献できるよう、今後も学会発表を通じて、自身の研究を社会に発信し続けていきます。

先進工学研究科電子システム工学専攻1年

大学では「人工知能」に関する研究に熱心に取り組んでいます。ほかにも医療AIに関するアルバイトや人工知能の開発コンペティションに参加することで、実際の課題解決を通じてスキルを磨いています。

これらの経験を通じて、理論と実践の両方から人工知能の深い知識とスキルを高めています。

創域理工学研究科建築学専攻1年

現在、防災系の研究室で、スプリンクラー設備作動時の煙流動性状に関する研究に力を注いでおります。

この研究を通して、建築の安全性を再定義し、安全な建築づくりに貢献できると考えています。

支援をくださった方々へのメッセージ

理学研究科物理学専攻博士後期課程2年

自主的に研究計画を立案し、主体的にそれを遂行しなければならない博士課程は、独創力や思考力を育む上で絶好の環境であることを実感しています。渡辺先生のように、いずれは私も博士号を志す次の世代に多大な援助ができるよう、研究者としてのキャリアを築いていけけたらと思います。

工学部電気工学科2年

このような支援をしていただきありがとうございます。これを機により一層日々の学習に取り組んで参ります。

また将来、社会に貢献できる人材へと成長し、支援していただいたご恩をお返しできたらと思います。

薬学部薬学科2年

今回はご支援いただき本当にありがとうございます。
おかげさまで大学生活に真摯に向き合える時間が増え、自分が将来目標としている薬剤師に一歩ずつ近づくことができていると実感しております。

今後も勉学をはじめあらゆることに挑戦し、一生懸命取り組むことで、将来はがんに関わる研究者や薬剤師になりたいと思います。

理学研究科数学専攻1年

自分の貯金で学費を賄い大学院に通うかどうか考える際、どうしても経済的な不安が拭えずにいました。

そんな時この奨学金について知り、背中を押されたように感じました。今では大学院へ進学してよかったと心より思っております。

ご支援いただき、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

理学研究科化学専攻1年

皆様方の支援のおかげで、あきらめかけていた留学と、充実した研究生活を実現することができました。

研究する上で経済的な安心感は精神的にも大きな助けとなりました。

今回ご支援いただいた分以上の研究成果を以て本学にも報いたく存じます。

創域理工学研究科数理科学専攻1年

今回、支援をくださりありがとうございます。頂いた奨学金を存分に活用し、大学院生としての活動や経験を充実させていきます。

そして卒業後は高校数学の教員として、大学で得た学びを高校生に還元していきたいと思います。

創域理工学研究科情報計算科学専攻1年

維持会奨学金に私を採用してくださり、誠にありがとうございます。
お陰様で、大学院に進学したいという留学当初の目標を諦めずに達成することができました。

感謝の気持ちを忘れることなく、価値のあるところに、いただいた奨学金を使わせていただきます。

創域理工学研究科経営システム工学専攻1年

ご支援賜りました全ての方に心から感謝申し上げます。貴重な支援により、私は学業に専念し国際会議での発表やDX連携コース・ポスター発表の受賞などの結果を残すことができました。維持会奨学金は私の学術的な成長を支えていだたいております。

今後も社会に貢献できるように尽力してまいります。

※都合により、一部編集して掲載しております。

※メッセージ依頼時の所属・学年を掲載しています。

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