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科学ジャーナリストによる「伝える文章の書き方」講座 開催報告

 2022年7月、本学大学院生を対象に3回講座として、科学ジャーナリストによる「伝える文章の書き方」講座を開催しました。

 

 本講座は、国立研究開発法人科学技術振興機構 次世代研究者挑戦的研究プログラム「イノベーティブ博士人材育成プロジェクト~壁を越えて『価値』『アイデア』を創造」の採択を受けて、イノベーティブ博士人材育成プロジェクトと理数教育研究センターが共催しました。

 

 20名の大学院生が参加し、科学ジャーナリスト・理数教育研究センターアドバイザーの高橋真理子先生による「伝える文章とは」(オンライン非同期)の動画を視聴し、課題に取り組んだうえで、対面での第2回の講座に臨みました。課題とは、理大祭実行委員長になったと仮定し、メインとなる講演を誰に依頼するかを考え、その依頼文を作成するというものです。タイムマシンが使えるという条件が加わり、過去や未来から講演者を招くことも可能となったことで参加学生のオリジナリティあふれる文書ができました。

 

  これをもとに神楽坂キャンパスでグループワークを行い、議論、発表を行いました。最後に、講師の高橋先生から「伝わる文章のための必須3大ポイント」の復習がありました。

 

 第3回講座は、「自分の研究を中高生にわかるように書く」という課題を作成して持ち寄り、グループワークを行いました。A4用紙1枚に収まるようにわかりやすく書くことは、用語の使い方や見出しのつけ方にも気を遣います。

 グループごとの発表では、「○○の用語は中高生にはわからないのではないか」との指摘が多くありました。専門用語を学ぶのは研究を進める第一歩ですが、中高生や分野が違う人はそうした用語を知らないわけで、わかるように伝えることの難しさを感じる課題となったようです。

 

 参加者からは、「自分の書いた文章が『伝わる文章』かどうかを批評・添削していただく機会は、今までありそうでなかったので、とても勉強になる講座でした。依頼文の執筆や中高生に向けた記事の作成を通して、『伝わる文章』を書くことがいかに難しいかを実感しました。レクチャーしていただいたポイントを意識しながら、今後も修行していきたいと思います。また、受講された他の学生の方々がどのような研究をしているのかを記事の発表を通して知ることができたのも良い刺激になりました。」、「『エンパシー』を意識することが大変難しいと感じました。特に、私はこれまで中高生向けに文章を作ったことがありませんでした。他の人の課題を読み、今回の課題を他の人に評価してもらったことにより、伝える上での情報選択の重要性を学ぶことができました。講座内容について振り返り、より伝わる文章が書けるように努めていきたいと考えています。」などの感想が寄せられました。

 

 

本講座で、取り組んだ「自分の研究を中高生にわかるように書く」の課題を紹介します。
(クリックすると開きます)

  ◆大学院薬学研究科 竹中洋平       大学院理工学研究科 河原崎慶太郎

         

 

 

講座の様子

 

 

 

 

  • 坊ちゃん講座
  • 高校生のためのサイエンスプログラム
  • 算数/数学・授業の達人大賞
  • 理科・授業の達人大賞
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  • 教育DX推進センター
  • 教職教育センター
  • 東京理科大学
  • 宇宙教育プログラム
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  • 協賛 東京理科大理窓ビジネス同友会

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