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2021年度第1回坊っちゃん講座「冷結晶化~冷やしても固まらず、温めると結晶化する化合物」開催報告

 

4月24日(土)に2021年度第1回坊っちゃん講座をオンラインで開催し、200名を超える参加者がありました。

 

本講座は最先端の研究や応用研究において世界をリードしている研究者が研究の面白さを高校生、中学生および大学生に伝え、勉学意欲の向上と進路選択に資するため、2018年度から開講しております。

 

今回は、本学理学部第一部化学科 宮村一夫(みやむら かずお)教授による「冷結晶化 ~冷やしても固まらず、温めると固まる化合物」の講演を行いました。

 

専門分野の話の前に、ご趣味の鉄道ネタで、8年前より月に1回出演しているNHKラジオ深夜便の紹介があり、多彩な先生の横顔を紹介されました。

 

今回の講演では、最近、先生の研究グループが、冷やしても固まらないのに、温めると結晶化する現象、「冷結晶化」を示す化合物をいくつも見つけたことや、どのように見つけたかについてお話がありました。この研究で最も難しいのは「純度」をどのように確保するかであり、宮村研究室には他大学の先生からもうらやましがられるほどのノウハウがあるため、この研究が成立し、学生も成果をだしていること、研究はまだまだ発展途上ながら、ターゲットは、他のエネルギーへの転換、発光、磁性、電気エネルギーなどであり、研究室の学生の発想から発見された様々な面白い現象の紹介もありました。

 

また、高校生や中学生に向けて、「研究はしなければならないと思ってするのではなく、したいからこそするとても楽しいもの」で、どのように研究の道を歩んできたかのお話があり、また、宮村研究室の教育モットー「自由、自主性、自己責任で自立する」の紹介もありました。

 

鉄道の話から、専門分野の話、そして研究者の話まであっという間に60分の講演が終わり、時間がいくらあっても足りないほどでした。

 

その後、参加者から「Q&A機能」を用いて質問を受け、宮村先生が1つ1つ丁寧に回答してくれました。

 

参加者からは、「難しい内容であったと思いましたが、大学生になったら理解できるようになりたいと思えたこと。また、研究の面白さや、自分で考えてやってみることの重要さを知ることが出来た。」、「先生がとてもウィットに富んだ方で、難しい内容だったが興味深く聞くことができた。」、「今の最先端の化学について知れたことが良かった。また、理科大の技術力がすごいと思った。」などの感想が寄せられました。

  

オンライン講座の様子

 

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