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研究会「生まれ変わる高校理科とセンター入試」開催報告

12月3日(日)に神楽坂キャンパスで、本学教育支援機構理数教育研究センター主催研究会「生まれ変わる高校理科とセンター入試」が行われました。

 

本研究会は、日本の理数力強化に資するべく、中学・高等学校の現職理科教員や理科の教員養成を担当される方々を主な対象として開催し、120人を超える参加がありました。

 

研究会では、冒頭に山本誠副学長(教育支援機構長)より挨拶があり、近年は“教育維新”の時代であり、教育改革、大学改革が必要とされていることについて話されました。

 

第一部では、初めに秋山仁 理数教育研究センター長が「理想の理数教員像」と題して基調共演を行い、「本物の先生」とはどのような教師か、また、理科教育で大切なことについて話されました。
続いて、後藤顕一 教授(東洋大学食環境科学部食環境科学科)が「これから求められる資質・能力と理科教育の在り方」と題して講演を行い、これからの教育課程の理念や、次期学習指導要領について話されました。
続いて、伊藤圭准教授(独立行政法人大学入試センター 試験基盤設計研究部門)が「新テスト『大学入学共通テスト』導入の背景と実施に向けた取組について」と題して講演を行い、共通テストの必要性や、実施方針のポイントについて話されました。

 

第二部のパネルディスカッションでは、講演者の後藤顕一教授、伊藤圭准教授に加えて、本学の川村康文教授、伊藤稔科学教育研究科長がパネリストとして登壇し、「改まる高校理科とセンター入試」をテーマに議論を行いました。
パネルディスカッションでは、参加者からの質問票をもとに質疑応答を行うとともに、参加者の様々な意見を直接伺い、大学入試改革を始めとする活発な議論が行われました。

 

参加者からは、「様々な意見、知見が得られて有意義だった」「やる気を持った先生がいることが実感できた」「職場にも還元できる話題であった」などの感想が寄せられました。

 

 
基調講演 秋山仁理数教育研究センター長       東洋大学 後藤顕一教授

 
独立行政法人大学入試センター 伊藤圭准教授     パネルディスカッションの様子

 

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