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■公開シンポジウム「国際科学オリンピック―メダリストの声」開催報告

今回のシンポジウムでは、文部科学省 柿田恭良人材政策課長が「科学オリンピックと人材教育」と題し、日本のノーベル賞受賞者、科学技術基本法、日本の理数教育に関する取り組みについての講演を行いました。続いて、6教科(数学・情報・物理・化学・生物学・地学)のメダリスト達が、各教科に興味を持つことになったきっかけやオリンピックの意義、その後の進路決定や職業選択においてどのような影響を及ぼしたか、後輩たちへのアドバイス、出場により得られた仲間との出会いなど自らの体験を基に科学オリンピックの紹介を行いました。

その後、国立研究開発法人科学技術振興機構 ラオちぐさ氏の司会によりメダリスト6名をパネリストとしたパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは、事前に集められた会場の質問に答える形で、科学オリンピックで問われる能力と日本の理数教育との関連性、学習方法などメダリストの体験談から議論がかわされました。

参加者からは、「メダリスト本人の貴重な出場体験談を聞くことができた」「科学オリンピックが具体的にどのような内容かを知ることができた」「持ち帰って他の教員や一部の生徒たちにも見せてやり、刺激にしたいと思う」などの感想が寄せられました。

昨年度に続き、今年もグローバルサイエンスキャンパスの受講生46名も聴講し、メダリストの体験談に良い刺激を受けたシンポジウムとなった。受講生の感想には、「科学オリンピックへ参加したいという意欲が生まれた」「自分は何かしたい、学びたいという気持ちがあったが、何をすればいいかわからなかったが、道が開けた。」「今まで遠いと思っていた各種オリンピックが身近に感じられた」と前向きな感想がみられました。

 

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文部科学省・柿田恭良人材政策課長の講演       メダリストによるパネルディスカッション

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