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■公開シンポジウム「国際科学オリンピック―メダリストの想い」開催報告

 

今回のシンポジウムでは、文部科学省 片岡洋人材政策課長が「科学オリンピックと人材教育」と題し、科学オリンピック参加の意義でもある才能を持つ生徒の早期発掘と伸長を目的とした優秀な人材の育成を目指す施策の現状や展望についての講演を行いました。続いて、7教科(数学・情報・物理・化学・生物学・地学・地理)のメダリスト達が、各教科に興味を持つことになったきっかけやオリンピックの意義、その後の進路決定や職業選択においてどのような影響を及ぼしたか、後輩たちへのアドバイス、出場により得られた仲間との出会いなど自らの体験を基に科学オリンピックの紹介を行いました。

その後、東京大学大学院 松田良一教授の司会により片岡課長とメダリスト7名をパネリストとしたパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは、科学オリンピックで問われる能力と日本の理数教育との関連性、理数教育の改善点などについて活発な議論が交わされました。

参加者からは、「メダリスト本人の貴重な出場体験談を聞くことができた」「科学オリンピックが具体的にどのような内容か知ることができた」「自分の将来ビジョンを描くことができた」などの感想が寄せられました。

今回は、グローバルサイエンスキャンパスの受講生111名も聴講し、例年よりにぎやかなシンポジウムとなりました。また、受講生の感想には、「科学オリンピックに挑戦しようと思う」「科学オリンピックは自分にとって雲の上の存在だと思っていたが、チャンスはいくらでもあることがわかった」と前向きな感想がみられました。

 

藤嶋学長                文部科学省 片岡洋人材政策課長

 

会場の様子                パネルディスカッションの様子

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