AI 創薬による次世代BET 阻害剤開発の共同研究を開始
2023.04.27
株式会社インテージヘルスケアと、AI 創薬による次世代BET 阻害剤開発の共同研究を開始しました。
薬学部薬学科・高橋研究室(教授:高橋秀依)では、抗不安薬や睡眠薬として用いられているベンゾジアゼピン類の立体構造について、軸不斉の観点から標的分子(特定の疾患や病気の治療に関連する分子)との相互作用を調べ、より良い医薬品の候補となる化合物を創出すべく、研究を進めています。
今回、本学が行う軸不斉を考慮した化合物合成に関する研究と、インテージヘルスケアなどのもつAI 創薬プラットフォーム「Deep Quartet (ディープカルテット)」をはじめとするAI 技術を活用し、次世代BET 阻害剤の開発に関する共同研究を行います。
共同研究では、インテージヘルスケアが化合物(新薬の候補となるもの)のデザインを行い、本学が新規化合物の化学合成と評価実験を行うことで、新たな構造のリード化合物の創出を目指します。
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報道機関宛プレスリリース