実施報告 2025/02/26
2月22日(土)~24日(月・祝)に愛知県名古屋市でBootcamp3を行いました。
Bootcamp3では、これまでのプログラムで各チームが計画してきたパラボリックフライト実験に臨みます。
1日目は、翌日のパラボリックフライト実験に向けた最終準備。
各チームから実験概要と進捗状況を発表した後、大学生メンターが中心となり、メンバー同士が協力しながら実験装置の点検や実験手順の確認に取り組みました。また、実験装置の内部を撮影するためのGoProの設置場所もチーム内で意見を出し合い、試行錯誤しながら決めている様子も見られました。
部品が足りず調達に向かうチーム。一人で実験手順を繰り返し確認するフライトクルー。木村先生やseedのメンバーに助言を求めながら最終チェックに余念のないチームなど、準備のかたちはさまざま。グループワークは夜遅い時間にまで及びました。
明日はいよいよパラボリックフライト実験本番。みなさんの実験の成功を願います。
なお、受講生が着用しているブルゾンは、大分県 商工観光労働部 先端技術挑戦課が作製したもので、「Spaceport Oita」のロゴが左胸と背面上部にデザインされています。Bootcamp3では受講生全員が着用し、より一層、チームの一体感が増したように感じられます。
※「宇宙教育プログラム」は、宇宙分野を先導する次世代の人材を育成する、東京理科大学が実施する教育プログラムです。今期(2024~2026年度)のテーマは「ビジネス×宇宙」。小型人工衛星や宇宙旅行など、民間の宇宙利用が急速に発展するなかで、宇宙産業界では将来の宇宙進出に向けた技術開発・教育・旅行・観光などのビジネスが活性化しています。プログラムではこのようなビジネスを「宇宙志向ビジネス」と呼び、宇宙志向ビジネスを牽引する人材、さらにはこのような人材を育成する教育者・指導者を育成することを目的に、高校生と大学生メンターを対象とした教育プログラムを実施します。
※本プログラムは、文部科学省の地球観測技術等調査研究委託事業(宇宙航空科学技術推進委託費)「宇宙志向ビジネスを先導する人材を育てるBootcamp in 大分」により実施するプログラムです。