News&Topics

 

【開催報告】Bootcamp1(1日目 6/28)

実施報告 2025/06/30

6月28日(土)~29日(日)に本学野田キャンパスで2025年度宇宙教育プログラムBootcamp1を行いました。

「ビジネス×宇宙」をテーマにした第4期(2024年度~2026年度)も2年目に入りました。
今年度は、全国応募により選抜された大学生メンターと高校生、大分県立国東高等学校で選抜された高校生の総勢26名が本プログラムに参加します。

開講式では、宇宙飛行士の向井千秋特任副学長から、「自分が選抜されたメンバーであることに自信をもって、自身の特性を活かしてチームメンバーと協力しながら、プログラムに取り組んでほしい。」と挨拶がありました。

開講式の後、ビジネスパートナー4社(兼松株式会社、日本航空株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、有人宇宙システム株式会社)による宇宙ビジネスの講演や、大分県先端技術挑戦課によるビジネスの基本に関する講演をを行いました。受講生からは「宇宙開発に対して様々なアプローチがあることを知ることができて新鮮だった」「宇宙開発がどのように周辺地域の経済に影響を与えるのか、分かってよかった」などの感想がありました。

その後は、過去のプログラムを受講した学生が起業して出来た学内発ベンチャー企業「株式会社宇宙の学び舎seed」主導のもと、各グループでディスカッションを行いました。ビジネスパートナーの方や教員から直接アドバイスをもらいながら、各チームが実験テーマについて検討を重ね、1日目を終えました。

▼ 開講式 向井特任副学長の挨拶             ▼ ビジネスパートナーによる講演
 

▼ 大分県先端技術挑戦課による講演              ▼ グループディスカッション
 

▼ 宿泊場所でのグループディスカッション             ▼ 集合写真
 

※「宇宙教育プログラム」は、宇宙分野を先導する次世代の人材を育成する、東京理科大学が実施する教育プログラムです。今期(2024~2026年度)のテーマは「ビジネス×宇宙」。小型人工衛星や宇宙旅行など、民間の宇宙利用が急速に発展するなかで、宇宙産業界では将来の宇宙進出に向けた技術開発・教育・旅行・観光などのビジネスが活性化しています。プログラムではこのようなビジネスを「宇宙志向ビジネス」と呼び、宇宙志向ビジネスを牽引する人材、さらにはこのような人材を育成する教育者・指導者を育成することを目的に、高校生と大学生メンターを対象とした教育プログラムを実施します。

※本プログラムは、文部科学省の地球観測技術等調査研究委託事業(宇宙航空科学技術推進委託費)「宇宙志向ビジネスを先導する人材を育てるBootcamp in 大分」により実施するプログラムです。