実施報告 2023/10/10
10月8日(日)に本学神楽坂キャンパスで2023年度宇宙教育プログラム第6回プログラムを行いました。
午前中は、1月下旬から行う授業実践のミッションに向けて、各チームが授業のねらいとまとめ、授業の流れやタイムスケジュール、実験や実習の内容について発表しました。前回の発表のフィードバックを受けて、テーマから考え直したチームもありました。
その後、質疑応答やアドバイスなど活発にディスカッションが行われました。次回は、授業内容をより具体的にして発表を行う予定です。
午後からは、相馬央令子氏(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)による講演「大型宇宙機のための研究開発~宇宙ヨットと宇宙発電所~」を行い、オンラインで一般にも公開しました。受講生からは、「なぜ薄膜のような衛星を用いたのか、どこに苦戦したのかなどを担当者の人から伺うことができ実際の苦労を知れたのがよかった。」「小さいころに本で見たイカロスについてお話を聞ける機会に恵まれてよかった。」といった感想がありました。
その後、休憩を挟み、井藤元教授(教育支援機構教職教育センター)とボイスティーチャーの高城信江氏によるファシリテーション能力育成講座「ミュージカル俳優に学ぶ 伝えるための技法」を行いました。受講生は、身体を整えるところから始めて、一緒に発声練習をしました。
続けて、グループワークを行いました。グループワークでは、宇宙教育教材作成時のチームに分かれ、チーム名、テーマソングやカラーなどを設定し、最後は自分たちで設定した役になりきり「ようこそ〇〇へ」とチーム名を披露しました。声のトレーニングも行い、教材を中学校や高校で実践するときの効果的な伝え方を学びました。
※プログラムでは、講義、講演の一部をオンラインで一般に公開しています。詳しくは、宇宙教育プログラムHP(https://www.tus.ac.jp/uc/)のNews&Topicsをご確認ください。
※宇宙教育プログラムは、文部科学省の地球観測技術等調査研究委託事業(宇宙航空科学技術推進委託費)「探求学習向け『宇宙教育プログラム』の開発と実践」により実施するプログラムです。