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【開催報告】第2回プログラム(7/10)を開催

実施報告 2022/07/11

 7月10日(日)に本学神楽坂キャンパスで2022年度宇宙教育プログラム第2回講義、ディスカッションを行いました。

 

第2回は、松下恭子教授(本学理学部第一部物理学科)による講義「X線でみる宇宙」、木村真一教授(本学理工学部電気電子情報工学科)による講義「宇宙の物作りからスペース・コロニーまで」が行われました。この講義は、オンラインで一般にも公開し、38名(延べ58名)の聴講者も参加しました。

 

続いて、9月に予定している、中学・高校生のための宇宙教育教材実践に向けて、興治文子教授による講義「教えるときになぜ指導案が必要か」がありました。

その後、チームごとに検討してきた宇宙教育教材のアイデアについて発表があり、実際に教材を実践することに向け、メンター(過年度に宇宙教育プログラムを受講した本学学生)や教員を含めて、アイデアを学習指導案へ落とし込むためのディスカッションを行いました。

 

受講生からは、松下教授の講義について「量子力学の範囲は少し理解できなかったが、ブラックホールの合体などは初めて知ったのでとても興味深い知識を得ることができた。」、木村教授の講義について「生物の怪我の適応性を、ロボットの故障の適応性へ関連つける姿勢に大変感心した。柔軟性が大切だし、そうすると面白いことがよくわかった。」といった感想がありました。

 

※本プログラムでは、講義、講演の一部をオンラインで一般に公開しています。詳しくは、宇宙教育プログラムHP(https://www.tus.ac.jp/uc/)のNews&Topicsをご確認ください。

 

※宇宙教育プログラムは、文部科学省の地球観測技術等調査研究委託事業(宇宙航空科学技術推進委託費)「探求学習向け『宇宙教育プログラム』の開発と実践」により実施するプログラムです。