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2019年度宇宙教育プログラム 微小重力実験模擬実験会を実施(2/16・実施報告)

実施報告 2020/02/21

2月16日(日)に本学野田キャンパスにおいて、微小重力実験に向けた模擬実験会を実施しました。

本プログラムでは、本物体験の一つとして、北海道赤平市にある落下実験施設(コスモトーレ)を利用し、およそ50メートルの高さから実験装置を落下させることで、2~3秒間の微小重力環境(重力の影響がほとんどない状態)を作り出して実験を行うことを予定しています。

微小重力実験では、受講生30名を6チーム(P1~P4:大学生チーム、P5~P6:高校生チーム)に分けて、本学教員及びメンターの指導のもと、自分たち自身でテーマを設定し、実験提案、計画立案、装置開発、実践、データ解析、成果発表までの一連の流れを実践します。

今回は、本番に向けた最終調整として、本学野田キャンパス講義棟の吹き抜け構造を利用して、模擬実験会を行いました。
           
                

【2/27追記】以下に記載していた3月14日(土)報告会、3月15日(日)講演は、中止となりました。
      微小重力実験の成果は、発表ポスターにまとめて、後日本HPに掲載する予定です。

北海道における微小重力実験は2月下旬を予定しており、その結果については、3月14日(土)に本学神楽坂キャンパスで実施する報告会にて発表します。一般の方にも聴講いただけますので、興味のある方は、是非、宇宙教育プログラムのHPよりお申込みください。
https://www.tus.ac.jp/uc/entry.html

本プログラムでは、講義、講演等の一部について、聴講者を募集しております。

現在は、前述の微小重力実験報告会のほか、3月15日(日)に本学神楽坂キャンパスで実施する
講演「微小重力場での燃焼現象と宇宙火災安全性の確保」(北海道大学工学研究院 藤田修 教授)
講演「「The Impact of the Apollo Moon Landings and the Future of Space Exploration」(仮)
(NASA Asia Representative Mr. Garvey McIntosh)
講演「有人宇宙活動」(京都大学 宇宙総合学研究ユニット 土井隆雄 特定教授(宇宙飛行士))について、聴講者を募集中です。

詳細は、宇宙教育プログラムのHPをご覧ください。
宇宙教育プログラム:https://www.tus.ac.jp/uc/

※宇宙教育プログラムは、文部科学省による令和元年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。
※本学で実施するプログラムでは、宇宙飛行士の向井千秋特任副学長を研究代表者とし、「本物の知識」と「本物の体験」を主軸として、宇宙科学技術を理解し、教育現場においてその魅力を広く発信して生徒の興味の醸成を促すことのできる理科教員や、宇宙開発・宇宙産業の将来を担う研究者、技術者、起業家を育成することを目的としています。