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2019年度宇宙教育プログラム CANSAT実験を実施(9/21-22・実施報告)

CANSAT 2019/09/22

9月21日(土)、22日(日)に本学野田キャンパスにおいて、CANSAT実験を実施しました。

CANSATとは、小型衛星模擬モデルを人の両手で持てるほどのサイズに縮小し、落下実験等により所定のミッションを行うものです。CANSATでは、宇宙関係のミッションで必要とされるミッションデザイン、システム設計、ハードウエア及びソフトウエア設計・実装、検証、実験に至る一連の流れを通じて、宇宙ミッションのエッセンスを実践的に修得することができます。

本学のCANSAT実験は、宇宙教育プログラム受講生(大学生、高校生)が主体的に行うアクティブ・ラーニング形式の教育プログラムです。受講生を5つのグループに分けて、6月からそれぞれのグループで投下実験のミッションデザイン、システムを含めた各種設計、実験機器の実装に取り組み、今回投下実験を行いました。

受講生からは、「実験中はハプニングも多かったが、一連のプロセスを仲間と共有して、臨機応変に対応する力がついたと思う」、「投下実験をして、結果をもとに皆で話し合い改良してからまた実験するというサイクルが楽しかった」といった感想がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投下実験の結果については、10月13日(日)に本学神楽坂キャンパスで実施する報告会にて発表します。一般の方にも聴講いただけますので、興味のある方は、是非、宇宙教育プログラムのHPよりお申込みください。https://www.tus.ac.jp/uc/entry.html

 

本プログラムでは、講義、講演等の一部について、聴講者を募集しております。現在は、前述のCANSAT実験報告会のほか、10月27日(日)に本学葛飾キャンパスで実施する講義「航空宇宙系における燃焼の科学と技術」(工学部機械工学科 後藤田浩准教授)について、聴講者を募集中です。
詳細は、宇宙教育プログラムのHPをご覧ください。

宇宙教育プログラム:https://www.tus.ac.jp/uc/

 

※宇宙教育プログラムは、文部科学省による令和元年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。

※本学で実施するプログラムでは、宇宙飛行士の向井千秋特任副学長を研究代表者とし、「本物の知識」と「本物の体験」を主軸として、宇宙科学技術を理解し、教育現場においてその魅力を広く発信して生徒の興味の醸成を促すことのできる理科教員や、宇宙開発・宇宙産業の将来を担う研究者、技術者、起業家を育成することを目的としています。