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2018年度宇宙教育プログラム 第7回講演、閉講式を開催

実施報告 2019/03/18

東京理科大学「宇宙教育プログラム」では、3月17日(日)に2018年度の最終講演会及び閉講式を行いました。
当日は、プログラム受講生に留まらず、本学学生、他大学学生、高校生、小・中学生、一般の方にも広く参加いただきました。

講演会では、Mr. Garvey McIntosh(NASA Attaché in Asia)による講演「The Impact of the Apollo Moon Landings and the Future of Space Exploration」、土井隆雄 特定教授(宇宙飛行士、京都大学宇宙総合学研究ユニット)による講演「日本の有人宇宙活動」が行われました。

 

閉講式では、向井千秋特任副学長より、2018年度の受講生に修了証書が手渡されました。
その後、司会の山本誠教授より、例年1月に実施しているパラボリックフライト実験が都合により中止になったため、今年度の微小重力実験は3月21日(木)に本学野田キャンパスで落下実験を実施し、3月28日(木)に聴講者を募集して実験報告会を行う旨の説明がありました。
また、落下実験を担当する木村真一教授からは、限られた時間の中で実験手法の再構築に鋭意取り組んでいる受講生へ感謝と激励の言葉があり、実験本番に向けてより一層気を引き締めました。
その後、12月16日(日)に実施したロケットシュミレーション実習において、ロケットノズルとロケット機体形状の設計を行った結果、ロケット到達高度の記録が上位であった3名に向井賞を授与しました。
最後に、向井特任副学長より今年度の総評が行われ、「本プログラムでは熱意のある人たちが年の差を超えて集まり、教わったことを教え返しながら、皆で切磋琢磨している。さらなる高みを目指して欲しい」とお話がありました。

 

 

2018年度は閉講式の後もプログラムを実施します。
 ・3月21日(木) 微小重力落下実験(野田キャンパス)
 ・3月28日(木) 実験報告会(神楽坂キャンパス)

3月28日(木)の実験報告会については、宇宙教育プログラムホームページにて聴講者の募集をしておりますので、是非ご参加ください。
 https://www.tus.ac.jp/uc/entry.html

 

また、2019年度宇宙教育プログラムの実施についても、適宜、宇宙教育プログラムホームページでお知らせいたします。
宇宙教育プログラムHP:https://www.tus.ac.jp/uc/

 

※宇宙教育プログラムは、文部科学省による平成30年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。

※本学で実施するプログラムでは、宇宙飛行士の向井 千秋 特任副学長を研究代表者とし、「本物の知識」と「本物の体験」を主軸として、宇宙科学技術を理解し、教育現場においてその魅力を広く発信して生徒の興味の醸成を促すことのできる理科教員や、宇宙開発・宇宙産業の将来を担う研究者、技術者、起業家を育成することを目的としています。