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宇宙教育プログラムにおいて特別体験(JAXA宇宙科学研究所視察、CDF実習)を実施

実施報告 2018/03/05

東京理科大学「宇宙教育プログラム」では、3月2日(金)に、JAXA宇宙科学研究所において特別体験を行いました。

今回の特別体験は、JAXA宇宙科学研究所を視察することにより、「本物」の宇宙科学技術の実体験を通じて、最先端の宇宙科学技術の魅力を体感することを目的としております。

当日は、所内の飛翔体環境試験棟、構造機能試験棟、研究センター棟(衛星管制室)、宇宙探査実験棟、宇宙科学探査交流棟を視察しました。
その後、藤井孝藏教授(本学工学部情報工学科)による講義「宇宙科学って何?」及び澤井秀次郎教授(JAXA宇宙科学研究所)による講演「SLIMに関して」が行われました。
その後、実際の衛星設計を想定したCDF実習を行いました。CDF実習とは、衛星を構成するサブシステムごとの担当に別れて、要求要件を満たすための議論を繰り返し、実践的な宇宙機開発を体験するものです。CDF実習では、実際にSLIM(小型月着陸実証機)の開発に携わるプロジェクトメンバーにも参加いただき、受講生とともに議論をしていただきました。

参加した受講生からは、「自分も将来、観測ロケットの組立に携わりたいと思った。」「管制室の緊張感がすごかった。」「自分たちはこれまでに、一つのチームの中で同じ目標に向かう取り組みを行ってきたが、今回は複数のチームが議論を重ねて、一つの物事を成し遂げることの大変さがわかった」といった意見が聞かれました。

 

 

本学「宇宙教育プログラム」の詳細は、以下URLをご参照ください。
https://www.tus.ac.jp/uc/