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宇宙教育プログラム パラボリックフライト実験(微小重力実験)を実施(1/13、14・実施報告)

実施報告, 微小重力実験 2018/01/15

東京理科大学「宇宙教育プログラム」において、平成30年1月13日(土)、14日(日)にパラボリックフライト実験(微小重力実験)を実施しました。

パラボリックフライト実験は、航空機が放物線を描く飛行を行うことによって、機内に約20秒間の微小重力環境を作り、その中で実験を行います。
宇宙教育プログラムでは受講生を6つのグループ(P1~P4:大学生グループ、P5~P6:高校生グループ)に分けて、グループごとに事前に実験内容の提案、検討、実験機器の製作を行い、パラボリックフライト実験に臨みました。

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 〇実験内容 (“ ”内はチーム名)

〔1月13日〕
P1グループ“POCKY”:リニアモーターカー

 

 

 

 

    
P2グループ“Burrs”:Space Colony における大気の循環

 

 

 

 

 
 P4グループ“H.G.M”:マグヌス効果による力の計測

 

 

 

 

 

〔1月14日〕
 P3グループ“Flying★Girls”:微小粒子を用いた音波の可視化

 

 

 

 

 

 P5グループ“G-G(Gravity-Glasses)”:流体を用いた角運動量発生装置の特性

 

 

 

 

 

P6グループ“DEVENGERS”:非協力的物体(微小デブリ)の効率的な収集方法

 

 

 

 

 

 

実験結果については、2月12日(月・祝)10時より、パラボリックフライト実験報告会において報告します。(参加無料、先着110名、事前申し込み必要)
詳細については、以下のURLよりご確認ください。
https://www.tus.ac.jp/uc/2018/01/10/2418/

※宇宙教育プログラムは、文部科学省による平成29年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。
※本学で実施する宇宙教育プログラムは、宇宙飛行士の向井 千秋特任副学長を研究代表者とし、「本物の知識」「本物の技術」「本物の体験」「本物との交流」を軸として、大学生、高校生を主な対象とし、講義、講演、体験実習を通じて知識と技術を修得すること、及び宇宙関連施設の訪問、微小重力実験等の本物体験を実施します。