こんにちは。

5月末から6月にかけて中学校、高等学校の団体の方も多く来館され、数学体験館も賑わいを見せております。



また、中学校や高等学校の多くの教員の方もお越し頂き、ご覧頂いております。

さて、来館された中学校の教員の方からお聞きしたのですが、中学校に「総合学習」という授業があるのを皆様ご存じでしょうか。

その総合学習の時間は、複数の科目を多角的に学べるような科目であるそうです。
例えば、江戸時代後期に活躍した伊能忠敬は、精密な日本地図をつくりあげるために対数表を使って測量を続けました。
対数表は、スコットランド人のジョン・ネイピアによって作られましたが、大航海時代に船の位置を知るために活用されました。
これは、数学的な観点と歴史的な観点で成し遂げた偉業です。

そのような、総合の時間に数学体験館での学びを参考にしたいと仰った先生方がいらっしゃいました。
多くの生徒の方に当館の学びを広めて頂けるのは大変光栄なことです。

数学体験館では、実用生活に応用される数学の知識や驚きの発見まで様々学ぶことが出来るでしょう。
ぜひこの機会にお立ち寄りください。