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【開催報告】Bootcamp2(2日目)(8/31)

お知らせ 2025/09/02

8月30日(土)~31日(日)に大分県立国東高等学校でBootcamp2を行いました。

2日目は、前日に引き続き、各チームでの実験装置製作を中心に活動しました。チーム内で役割を分担しながら、残り少ない時間の中、最大効率でフループワークを進めました。

昼食をとった後、まとめの時間では、各チームが実験の概要を発表しました。それぞれ発表に対し、教員から専門知識を交えた助言をもらうことができました。
【実験の概要】
 μ1班 WELTRAUM :重力条件の違いによる液体の広がり方・混ざり方の比較実験
 μ2班 μ bubble         :しゃぼん玉スポーツ開発に向けた微小重力環境での材料評価実験
 μ3班 Cosmometer  :噴霧栽培に向けた微小重力環境下での撥水を用いた水滴制御技術の実証

最後に、国東高校の笠木校長から二日間の活動に対する労いと、数年後に大分空港が宇宙港として使用される際、是非この地に再び来て欲しい、とのお言葉をいただき、Bootcamp2が無事に終了しました。

今後、10月のBootcamp3におけるパラボリックフライト実験の成功を目標に、各チームがオンラインでの打合せを重ね、実験装置や実験内容のブラッシュアップを進めていきます。

なお、受講生が着用しているポロシャツは、大分県 商工観光労働部 先端技術挑戦課が作製したもので、「Spaceport Oita」のロゴが左胸にデザインされています。Bootcamp2では受講生全員が着用し、より一層、チームの一体感が増したように感じられます。

1日目の報告はこちら:https://www.tus.ac.jp/uc/2025/09/01/9525

 

 

 

 

※「宇宙教育プログラム」は、宇宙分野を先導する次世代の人材を育成する、東京理科大学が実施する教育プログラムです。今期(2024~2026年度)のテーマは「ビジネス×宇宙」。小型人工衛星や宇宙旅行など、民間の宇宙利用が急速に発展するなかで、宇宙産業界では将来の宇宙進出に向けた技術開発・教育・旅行・観光などのビジネスが活性化しています。プログラムではこのようなビジネスを「宇宙志向ビジネス」と呼び、宇宙志向ビジネスを牽引する人材、さらにはこのような人材を育成する教育者・指導者を育成することを目的に、高校生と大学生メンターを対象とした教育プログラムを実施します。

※本プログラムは、文部科学省の地球観測技術等調査研究委託事業(宇宙航空科学技術推進委託費)「宇宙志向ビジネスを先導する人材を育てるBootcamp in 大分」により実施するプログラムです。