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第3期宇宙教育プログラム始動

実施報告 2021/11/08

 第3期(2021.10~2024.3)宇宙教育プログラムが始まりました。今期は「教育学×宇宙」をテーマに掲げ、宇宙を題材に、主体的・対話的で深い学びに基づく中高生向けの教育教材・カリキュラムを開発、実践できる大学院生・大学生を育成します。

 今年度は、受講生は募集せず、教員とともにプログラム受講歴のある本学学生が活動していきます。これまでのプログラムの成果を活用して、次年度以降に受講生が教材開発を行う上でモデルとなる教材を開発し、中学校、高等学校で実践します。

 10月31日(日)に開講式と第1回プログラムを行いました。開講式では、向井特任副学長による今期プログラム概要の説明、関係教員による自己紹介がありました。
 続いて、第1回プログラムを行いました。教材開発のディスカッションに入る前に、科学教育の講義(興治文子 本学教育支援機構教職教育センター 准教授)、主体的・対話的で深い学びの担い手に求められることについての講義(本学教育支援機構教職教育センター 井藤元 准教授)、今年度の教材開発に向けての講義(木村真一 本学理工学部電気電子情報工学科 教授)を行いました。その後、チーム分けをし、チームごとにディスカッションをしました。今年度はCANSATを利用した遠隔探査を教材の課題とし、チームごとに内容をアレンジしていきます。最後は各チームの方針と今後の計画について発表を行いました。これから数か月かけて、中学校、高等学校での実践に向けて開発を進めていきます。

宇宙教育プログラムは、文部科学省の地球観測技術等調査研究委託事業により実施するプログラムです。