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【2020年度宇宙教育プログラム 最終講演会及び閉講式を実施(3/14・実施報告)】

実施報告 2021/03/19

3月14日(日)は、今年度最後のプログラムとして、藤田修教授(北海道大学 工学研究院)による講演 「微小重力場での燃焼現象と宇宙火災安全性の確保」、Mr. Garvey MacIntosh(NASA Asia)による講演“Explore Moving Human Presence into the Solar System”及び閉講式を行いました。

プログラムは、対面とオンラインのハイフレックス型で行い、講演についてはオンラインで一般にも公開しました。

閉講式では、向井千秋特任副学長から受講生全員に修了証書が送られました。その後、表彰式が行われ、CANSAT実験では「C3班『アンチコロナ』」、微小重力実験では「μ4班『ふわふわかむい』」が各々の実験において最も評価が高かったチームとして表彰されました。また、ロケットシュミレーション実習において、ロケットノズルとロケット機体形状の設計を行った結果、ロケット到達高度の記録が上位であった3名が表彰されました。
最後に、向井特任副学長より今年度の総評が行われ、「本プログラムでは熱意のある人たちが年の差を超えて集まりコロナ禍により全てが想定外となった実験にも、チームワークを上手に使いポジティブにとらえることができ、また遠隔にいる人へ自分の意志を伝えることでコミュニケーション能力の大切さを実感できたのではないか、これからの生活に役立ててほしい」とお話がありました。

 

現在、微小重力実験(遠隔落下実験)の報告会の聴講者を募集しています(申込期間:4月16日まで)。報告会は、オンデマンド配信のため、ご都合に合わせてお好きなタイミングでご覧頂けます。詳しくはこちらをご覧ください。

※宇宙教育プログラムは、文部科学省による平成30年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。
※本学で実施するプログラムでは、宇宙飛行士の向井 千秋 特任副学長を研究代表者とし、「本物の知識」と「本物の体験」を主軸として、宇宙科学技術を理解し、教育現場においてその魅力を広く発信して生徒の興味の醸成を促すことのできる理科教員や、宇宙開発・宇宙産業の将来を担う研究者、技術者、起業家を育成することを目的としています。