実施報告 2019/01/24
1月20日(日)に本学神楽坂キャンパスにおいて、2018年度宇宙教育プログラム パラボリックフライト地上模擬実験会を実施しました。
パラボリックフライト実験とは、航空機が放物線を描く飛行を行うことによって、機内に約20秒間の微小重力環境を作り、その中で実験を行うものです。
宇宙教育プログラムでは、受講生(大学生、高校生)自身がグループごとに実験内容の提案、検討、実験装置の製作、実験、データ解析、成果発表等を行います。
今回の地上模擬実験会は、名古屋で実施するパラボリックフライト実験に向けた準備として、メンター(過年度に宇宙教育プログラムを受講した本学学生)によって企画・運営された教育プログラムです。
(1月に予定していた名古屋でのパラボリックフライトは、3月に延期になりました)
当日は、本番のパラボリックフライト実験を想定して、実験装置のレギュレーションチェック、実験手順の解説、フライトクルーによる実験の実演等を行いました。
受講生は、地上模擬実験会を通して更なる課題を見つけることができ、実験内容の改善を重ねていきます。
本プログラムは、講義、講演のうちの一部について、聴講者を募集しております。
次回は、2019年1月27日(日)に神楽坂キャンパスで第5回講義を行います。
宇宙教育プログラム:https://www.tus.ac.jp/uc/
※宇宙教育プログラムは、文部科学省による平成30年度地球観測技術等調査研究委託事業により、実施するプログラムです。
※本学で実施するプログラムでは、宇宙飛行士の向井 千秋 特任副学長を研究代表者とし、「本物の知識」と「本物の体験」を主軸として、宇宙科学技術を理解し、教育現場においてその魅力を広く発信して生徒の興味の醸成を促すことのできる理科教員や、宇宙開発・宇宙産業の将来を担う研究者、技術者、起業家を育成することを目的としています。