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宇宙教育プログラム 第6回を開催(11/6・開催報告)

実施報告 2016/11/10

11月6日(日)に本学神楽坂キャンパスにおいて、平成28年度宇宙教育プログラム第6回講義を実施しました。

 

第6回は、理工学部物理学科 鈴木英之教授による講義「星とニュートリノ」、理学部第二部物理学科 辻川信二教授による講義「最新の観測技術で明らかになってきた宇宙の進化」が行われました。

当日は、宇宙教育プログラム受講生(大学生、高校生)と一般の聴講者が講義を受講しました。

 

受講生からは、「星の一生、ニュートリノ観測、宇宙の進化などについて、とても分かりやすく説明してもらったので、これまでに細切れだった知識が体系的に理解できた。」という感想が聞かれました。

 

また、講義の後、宇宙教育プログラム受講生(大学生18名、高校生12名)は、12月下旬に実施するCANSATに向けて、理工学部電気電子情報工学科 木村真一教授より、CANSATの概要を受講しました。

その後、30名の受講生を5グループに分けて、CANSATの実験にむけてディスカッションが行われました。

 

CANSATは、宇宙技術の教育を目的として、小型衛星の技術と類似の技術を使用して製作される、飲料水の缶サイズの小型の模擬人工衛星であり、宇宙教育プログラムでは、ミッションデザインから、システム設計、ハードウエア設計・実装、ソフトウエア設計・実装、検証、実験に至る一連の体験を通じて、宇宙ミッションのエッセンスを実践的に体験するプログラムとしております。

 

 

本プログラムは、講義、講演のうちの一部について、聴講者を募集しております。

次回以降は11月13日(日)に野田キャンパス、11月27日(日)、12月18日(日)に神楽坂キャンパスで実施されます。

詳細は、宇宙教育プログラムのHPをご覧ください。

 

宇宙教育プログラム:https://www.tus.ac.jp/uc/

 

※宇宙教育プログラムは、文部科学省による平成28年度宇宙航空科学技術推進委託費により、実施するプログラムです。

※本学で実施する宇宙教育プログラムは、宇宙飛行士の向井 千秋副学長を研究代表者とし、「本物の知識」「本物の技術」「本物の体験」「本物との交流」を軸として、高校生、大学生を主な対象とし、講義、講演、体験実習を通じて知識と技術を修得すること、及び宇宙関連施設の訪問、微小重力実験等の本物体験を実施します。

 

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