実施報告, 微小重力実験 2016/09/05
東京理科大学「宇宙教育プログラム」において、9月3日(土)、4日(日)にパラボリックフライト実験(微小重力実験)を行いました。
パラボリックフライト実験は、航空機が放物線を描く飛行を行うことによって、機内に約20秒間の微小重力環境を作り、その中で実験を行います。
平成28年度の宇宙教育プログラム受講生30名(大学生18名、高校生12名)は、6つのグループ(P1~P3:大学生グループ、P4~P6:高校生グループ)に分かれて、グループごとに事前に実験内容の提案、検討、準備を行い、パラボリックフライト実験に臨みました。
〇実験内容 (“ ”内はチーム名)
〔9月3日〕
P1グループ “Raspberry-fly”:微小重力状態で制御可能なマルチロータヘリコプタの実証実験
P2グループ “Team 昴”:展開構造実験/毛細管実験
P3グループ “Swing By Me”:スイングバイ航法の模擬実験及びその教育マテリアル開発
〔9月4日〕
P4グループ “地球×2BOOM”:国際宇宙ステーション用ピペットの開発/無重力下における生卵の挙動運動、自作ミキサーによる白身と黄身の混合検証実験
P5グループ “チームKEN”:宇宙エレベーター クライマー昇降実験
P6グループ “昴”:電磁誘導とgジッターの軽減について/重力変化と粒子クラスターからの脱出挙動解析〜固有ストレスによる満員電車からの下車効率への影響調査〜
実験結果については、9月25日(日)13時30分より、パラボリックフライト実験報告会において報告します。(参加無料、先着110名、事前申し込み必要)
詳細については、以下のURLよりご確認ください。