こんにちは。

 

数学体験館では、8/3(土)に 大山口菜都美本学准教授と広島大学の小鳥居祐香准教授による「結び目の数学のワークショップ」が行われました。

結び目理論とは、柔らかい幾何学とも呼ばれる位相幾何学(トポロジー)の一分野であり、現在はDNA結び目など、さまざまな分野の研究に応用されている理論になります。

本ワークショップは、広島大学 持続可能性に寄与するキラルノット超物質拠点との共催です。

当日は、全2回の構成で、第1回目は 小学生向け、第2回目は 中学生以上向けのワークショップとなりました。いずれの回も満員となりました。

 

小学生向けの回では、まず十文字メビウスを作成し、右と左のねじりで結果が異なることを説明され、その後、実際に手錠の縄抜け問題のワークをされました。またモールやロープなどを用いて実際に結び目のどれとどれが同じかというワークは参加者の方も一緒に興味深く取り組まれていました。

 

中学生以上向けの回では、小学生向けの回の内容に加えて、結び目の数学的な背景や応用について解説されました。

 

盛況のうちにワークショップは終了しました。

 

 

小学生向けワークショップの光景

 

 

中学生以上向けワークショップの光景