INTERVIEW

留学の動機を教えてください

もともと在学中に海外プログラムに参加したいと思っていました。シリコンバレーはGoogleやAppleなどの有名企業の本拠地であり、多くの経営者が集まる場所というイメージがありました。経営とITに興味を持っていたため、シリコンバレーの現地に行って実際にどのような風土であるのかを知りたかったのです。また、アメリカには行ったことがなかったため、日本を外から見ることで新たな知見を得たいと思い、このプログラムに参加しました。

現地での講義や企業訪問について教えてください

現地での講義では、自分の興味のある分野以外にも様々な分野の専門家から講義を受けました。どの方も、自分の活動や将来に対して明確な軸を持ち、熱意をもって仕事に取り組んでいる印象を受けました。失敗を恐れずに挑戦する姿勢の大切さを学びました。
Googleへの企業訪問では、実際に働いている方から直接お話を伺う機会がありました。仕事内容だけでなく、MBA取得の経緯やこれまでのキャリアについても様々なお話を伺うことができました。「新しい仕事やさらなるステップアップの希望を自分から発信したことで、新しい場所で働く機会を得た」というお話が特に印象的でした。
また、今回のプログラムを通じてネットワーキングの大切さを学びました。講義をしてくださった方も、Googleで出会った方も、ネットワーキングを大切にしており、そのネットワークを活かして自分のやりたいことを実現していました。
現地で働く日本人が集まるバーベキューに参加した際、多くのネットワークを築く機会がありました。自分が興味のある職業の方のお話を聞くことができたうえ、他の業界のお話も聞くことができました。また、シリコンバレーに滞在している理由や経緯も様々で、キャリアパスに関して多くの選択肢があることを知りました。
一週間という短い期間でしたが、非常に濃密な時間を過ごすことができました。

プログラムを通して、自身の成長を実感したことはありますか?

積極性が身についたと感じます。「失敗を恐れずにとりあえずやってみる」、「やりたいと思ったことがあればすぐに行動に移す」、「人に頼る」ということの重要さを学び、シリコンバレー滞在中にも実践できました。特に、講義での質問を意識しました。講義が英語で行われたり、専門的な内容が多かったりしましたが、わからないことはとりあえず聞いてみようという意識を持ち、積極的に質問しました。
懇親会のような形式に苦手意識を感じていましたが、講義で質問を重ねることで少しずつ自信がつき、自然とバーベキューの会場などで初対面の人の輪に入って会話をし、ネットワーキングを行うことができました。恥ずかしがらずに自分のやりたいことを相手に伝えることができるようになったと感じます。
研修期間中も、メンバーや引率の方に希望を提案し、多くのサポートを受けながら実現することができました。以前は挑戦する際に失敗リスクを考えて不安要素を挙げ、挑戦のハードルを下げたり、挑戦をやめたりしてしまうことがありました。しかし、研修を通じて、リスクを考えつつどのようにリスクを減らしながら挑戦するか、リスクを受け入れつつどう対応するかという挑戦を基本とする考えに変わりました。
学部生だけでなく、修士や博士課程の院生とも一緒だったため、様々な視点の意見を聞くことができ、視野が広がったと感じます。

プログラムへ参加しようと考えている人へメッセージをお願いします

少しでも海外に興味があり、新たな視点からの気づきを得たいという好奇心がある方は、ぜひこのプログラムに参加すべきです。このプログラムを通じて、私は海外で働くという選択肢が増えました。今回得られた新しい視野を活かして、将来のキャリアを築いていきたいと思います。日本を外から見ることで学ぶことは、言葉に表せないほど多くありました。ぜひ参加してみてください。

※所属と学年はインタビュー当時のものです。

※所属と学年はインタビュー
当時のものです。