2025.02.21
斎藤 顕宜教授の研究成果が日刊工業新聞に掲載
薬学部 薬学科 斎藤 顕宜教授の研究成果が日刊工業新聞に掲載されました。 本研究は、根本的な治療が難しい過敏性腸症候群に、その原因である脳に直接はたらく薬を開発するという新しいアプローチでの治療の可能性を見いだしました。さらに、症状改善の背…
2025.02.05
脳に作用する画期的な過敏性腸症候群(IBS)治療薬開発に光
〜オピオイドδ受容体作動薬が脳の特定部位を介して過敏性腸症候群の症状を緩和〜
研究の要旨とポイント 抗ストレス作用をもつ新薬として期待されているオピオイドδ受容体作動薬が、過敏性腸症候群の治療薬としても有効である可能性が示されました。 オピオイドδ受容体作動薬は、内臓機能を調節している島皮質と…
2025.01.14
オピオイドδ受容体作動薬の即効性抗うつ作用の機序解明
~臨床応用の実現に向け大きく前進~
東京理科大学 研究の要旨とポイント オピオイドδ受容体(DOP)作動薬は、既存薬よりも即効性が高く、副作用の少ない新規抗うつ薬として有望視されていますが、作用機序には不明な点が残されています。 今回、単回投与時のDOP作動薬の作…
2024.06.03
日本薬学会第144年会において本学修了生ら及び大学院生ら、学生らが学生優秀発表賞(口頭発表の部・ポスター発表の部)を受賞
日本薬学会第144年会において本学修了生ら及び大学院生ら、学生らが学生優秀発表賞(口頭発表の部・ポスター発表の部)を受賞しました。 <学生優秀発表賞(口頭発表の部)> 受 賞 者 : 薬学研究科 薬科学専攻 博士後期課程2年 溝口 湧真 指…
2024.02.29
認知機能亢進作用に対する内因性オキシトシンの影響を神経回路レベルで解明
~認知症治療の新たな道を切り拓く~
研究の要旨とポイント 本研究グループは、愛情ホルモンとして知られるオキシトシンが、アルツハイマー型認知症の治療薬候補として有望であることを2020年に世界で初めて報告し、臨床応用を目指して研究を進めています。 しかし、内因性オキシトシンが認…
2024.02.22
光遺伝学的手法によりオピオイドδ受容体を介した抗不安作用の作用機序を解明
~新たな作用機序で既存薬抵抗性症例への効果も期待~
研究の要旨とポイント オピオイドδ受容体作動薬KNT-127は精神疾患の新規治療薬として注目されていますが、オピオイドδ受容体を介した抗不安作用に関する作用機序は部分的にしか解明されていませんでした。 今回、光遺伝学的手…