2023.12.01
高橋 秀依教授及び真野 泰成教授が令和5年度日本私立薬科大学協会教育賞を受賞
薬学部 薬学科 高橋 秀依教授及び真野 泰成教授が令和5年度日本私立薬科大学協会教育賞を受賞しました。 受賞者 薬学部 薬学科 教授 高橋 秀依 受賞題目 薬学基礎及び専門教育への貢献 内容 日本の薬学教育に貢献し、その進歩と発展に対する功…
2023.06.06
逆転の発想で、無駄なく目的のキラル化合物だけを増やして回収する
~キラル化合物を高収率で選択的に合成する新たなリサイクルフォトリアクターを開発~
研究の要旨とポイント 光ラセミ化反応を利用して、キラルなスルホキシドの一方のエナンチオマー(※1)を高収率かつ高光学純度で得られる「リサイクルフォトリアクター」を開発しました。 不要なエナンチオマーをあえて一度ラセミ化(R…
2022.11.21
フロント(FROUNT:ケモカイン受容体シグナル制御分子)を阻害する作用をもつ
アルコール依存症治療薬「ジスルフィラム」が腎臓病の悪化を抑制することを発見
~マクロファージの動きと活性化を調節する新しい腎炎治療薬開発への新たな道~
東京理科大学 日本医科大学 研究の要旨とポイント 腎臓にある糸球体は原尿をつくる重要な役割を担っており、ここに障害が起こる糸球体腎炎は、腎臓がうまく働かなくなる腎不全の主原因疾患の一つです。現在の糸球体腎炎に対する治療の中心であるステロイド…
2022.04.14
アルコール依存症治療薬「ジスルフィラム」が抗不安様作用を示すことを発見
~新たな作用機序を有する新規治療薬の実現に期待~アルコール依存症治療薬「ジスルフィラム」が抗不安様作用を示すことを発見
研究の要旨とポイント ベンゾジアゼピン系薬剤などの既存の向精神薬については、協調運動障害や記憶力の低下などの副作用があり、患者が使用しにくいことが課題でした。 本研究では、アルコール依存症治療薬として知られるジスルフィラムが、ベンゾジアゼピ…
2021.11.24
キラルなスルホキシドの新規合成法を開発
~薬効の高い光学活性医薬品や機能材料製造に新たな光~キラルなスルホキシドの新規合成法を開発
研究の要旨とポイント キラルなスルホキシドは、重要な生理活性化合物であり、化学反応の中間体でもありますが、高価な不斉触媒を用いても基質によっては高い不斉収率が得られないなどの問題点があり、より効率的な合成手法の開発が期待されています。 今回…