2024.02.20
データ駆動型アプローチで探る単分子磁石の設計指針
~超高密度記録デバイスの実現に向けた基礎的知見~
研究の要旨とポイント 単分子磁石は、超高密度磁気記録デバイスや量子コンピュータへの応用が期待される材料ですが、分子設計の指針は確立されていません。 深層学習を用いて、分子構造のみから約70%という高い精度で単分子磁石特性を示すかどうかを予測…
2024.01.25
過塩素酸塩化合物の爆発性を司る部位を深層学習を用いて予測
~危険な化学物質の理論的予測につながる新手法~
研究の要旨とポイント 過塩素酸塩化合物は爆発性をもつ危険な物質ですが、爆発に関する実際の実験には危険が伴うことから、結晶構造から爆発性を予測する手法の開発が求められています。 深層学習を用いて、結晶構造データベースに登録されている金属サレン…
2023.05.25
銅錯体とリゾチームを組み合わせた新規複合タンパク質の合成に成功
~金属錯体の機能を保持したタンパク質の実現に寄与、医療応用に期待~
研究の要旨とポイント 銅(Cu)錯体とリゾチームを組み合わせた複合タンパク質(CuST@lysozyme)を合成し、その結晶構造と分光学的、電気化学的特性を明らかにしました。 今回合成した複合タンパク質が、既報の銅化合物よりも…
2022.08.25
本学大学院生がThe 8th Asian Conference on Coordination Chemistry (ACCC8)において Best Poster Awardを受賞
本学大学院生がThe 8th Asian Conference on Coordination Chemistry(ACCC8)において Best Poster Awardを受賞しました。 受賞者 理学研究科 化学専攻 修士課程2年 チョウ…
2022.07.04
優れた抗菌作用を示すアミノ酸シッフ塩基銅(II)錯体の合成および機能評価に成功
~芳香環上の塩素原子の数と位置が機能の鍵~
研究の要旨とポイント メタノールを溶媒としてマイクロ波を照射することで有機化学変換を加速させるマイクロ波合成法により、芳香環部位に塩素原子を1つ導入した12種類のアミノ酸シッフ塩基銅(II)錯体を短時間で合成することに成功しました。 今回合…
2022.03.22
2022年度坊っちゃん講座 申込み受付開始しました
本学では、世界をリードしている研究者が高校生・中学生向けにわかりやすく最新の研究や自らが歩んできた道を語り、進学意欲の向上と進路選択の参考になるよう公開講座「東京理科大学 坊っちゃん講座」を開講しています。 2022年度の申し込みを開始しま…