実施報告 2026/07/21
2026年7月18日(土)・19日(日)の2日間、本学野田キャンパスで、「2026年度宇宙教育プログラムBootcamp1」を開催しました。本Bootcampは当初6月28日(土)・29日(日)の開催を予定していましたが、台風の影響により日程を変更して実施しました。
本プログラムは、「ビジネス×宇宙」をテーマとする第4期(2024年度~2026年度)の取り組みです。2026年度はプログラムの集大成となる最終年度にあたり、全国から応募し選抜された大学生メンターおよび高校生に加え、大分県立国東高等学校で選抜された高校生を含む計25名が参加しています。
開講式では、宇宙飛行士の向井千秋特任副学長より、「選抜されたメンバーであることに誇りを持ち、それぞれの強みを活かしながら仲間と協力してプログラムに取り組んでほしい」と激励の言葉が贈られました。
開講式終了後は、宇宙産業に関わるビジネスパートナー企業による講演と、大分県先端技術挑戦課によるビジネスの基礎に関する講演が行われました。講演では、ロケットや衛星の開発だけでなく、商社、金融、保険、航空、宇宙ステーション運用支援など、多様な業界が宇宙産業を支えていることが紹介されました。また、宇宙産業を通じた地域活性化や新たな価値創出の可能性についても語られ、参加者は宇宙ビジネスの広がりと社会との関わりについて理解を深めました。
質疑応答では、宇宙ビジネスにおける挑戦とリスクの考え方、安全性の確保、チームで課題に取り組む際の姿勢などについて活発な意見交換が行われました。また、技術者だけでなく、商社や金融機関、保険会社など幅広い分野の人材が宇宙産業に携わっていることが紹介されました。
参加者からは、「宇宙開発にはさまざまな関わり方があることを知り、新たな視点を得られた」「宇宙分野の取り組みが地域経済に与える影響について理解が深まった」といった感想が寄せられ、宇宙産業が多様な人材の活躍によって支えられていることを学びました。
その後は、本プログラムの修了生が設立した学生主体の宇宙教育ベンチャー企業「株式会社宇宙の学び舎seed」の進行のもと、チームごとのディスカッションを実施しました。各チームは、ビジネスパートナー企業の担当者や国東高校の教員、本学教員から助言を受けながら実験テーマの検討を進め、活発な議論を重ねて1日目のプログラムを終了しました。
▼ 開講式 向井特任副学長の挨拶 ▼ ビジネスパートナーによる講演

▼ グループディスカッション1 ▼ グループディスカッション2(宿泊施設)

▼ メンターディスカッション ▼ 集合写真

※「宇宙教育プログラム」は、宇宙分野を先導する次世代の人材を育成する、東京理科大学が実施する教育プログラムです。今期(2024~2026年度)のテーマは「ビジネス×宇宙」。小型人工衛星や宇宙旅行など、民間の宇宙利用が急速に発展するなかで、宇宙産業界では将来の宇宙進出に向けた技術開発・教育・旅行・観光などのビジネスが活性化しています。プログラムではこのようなビジネスを「宇宙志向ビジネス」と呼び、宇宙志向ビジネスを牽引する人材、さらにはこのような人材を育成する教育者・指導者を育成することを目的に、高校生と大学生メンターを対象とした教育プログラムを実施します。
※本プログラムは、文部科学省の地球観測技術等調査研究委託事業(宇宙航空科学技術推進委託費)「宇宙志向ビジネスを先導する人材を育てるBootcamp in 大分」により実施するプログラムです。