実施報告 2019/02/27
東京理科大学「宇宙教育プログラム」では、2月27日(水)に、株式会社アクセルスペースを訪問させていただきました。
アクセルスペースは超小型人工衛星を活用した宇宙ビジネスを展開するベンチャー企業で、世界初の民間商用超小型衛星を含めて、これまでに5つの実用衛星を開発・運用しています。
今回の訪問では、代表取締役 中村友哉氏から、アクセルスペースの成り立ちや事業内容について説明していただきました。
「どんなに高性能な人工衛星でも、1台だけではできないこともある。超小型人工衛星はコストを抑えられるため、たくさん打ち上げることで地球全体の多様な時間軸のデータを積み重ねることができるという利点があり、今後はより幅広い分野で活躍する可能性を秘めている」というお話を、受講生は興味深く聞いていました。
その後、衛星の組み立て等で使用するクリーンルームや、執務室の様子を見学させていただきました。
参加した受講生からは、「はっきりとしたコンセプトを掲げて宇宙ビジネスの世界で活躍していて、格好良いと思った。」「ベンチャー企業としての資金繰りなど、貴重なお話が聞けて勉強になった。」等の感想があり、今回の訪問で非常に良い刺激を受けることができました。
本学「宇宙教育プログラム」の詳細は、以下URLをご参照ください。
https://www.tus.ac.jp/uc/