2022年11月30日(水)、ドミニカ共和国二国間外交政策副大臣であるゴメス外務次官が、ロベルト・タカタ大使一行6名を伴って本学を訪問しました。ドミニカ共和国「数学体験館」の活動及び数学教育振興に対して、本学が協力してきたことに対する表敬でした。

ゴメス外務次官は、ドミニカ共和国の「数学体験館」による数学教育の広がりについて触れ、石川正俊学長に対し「変化をもたらした東京理科大学の活動に感謝する」旨の謝辞を述べられました。

引き続き、坂田英明副学長とドミニカ共和国の教育の現状について意見交換し、既に協定関係にあるカトレカ・マドレ・マエストラ大学(PUCMM)と本学間の学術研究交流及び学生交流をより促進させる方向性で合意しました。

その後、一行は神楽坂キャンパス「数学体験館」に移動し、ドミニカ共和国の「数学体験館」設置の原動力となった秋山仁栄誉教授と再会しました。秋山栄誉教授が自ら外務次官一行に数学体験館を案内し、そこにある教具類を使ってデモンストレーションを行いました。デモンストレーションは終始和やかな雰囲気の中で進められました。

今後、本学は2023年に実施が予定されているドミニカ共和国「数学体験館」インストラクター育成研修運営に協力する予定です。

※2021年、秋山仁名誉教授はドミニカ共和国「クリストバル・コロン勲章(クリストファー・コロンブス騎士勲章)」を受賞しています。

 

数学体験館での秋山仁栄誉教授によるデモンストレーション=2022年11月30日

数学体験館での秋山仁栄誉教授によるデモンストレーション=2022年11月30日

ドミニカ共和国ゴメス外務次官と秋山仁栄誉教授の記念撮影=2022年11月30日