2022年10月
開講
人生100年時代において、就業期間や就業形態はフレキシブルになりつつあり、生涯学びを続け常に自身をアップデートしていくための「学びなおし」が必要不可欠な状況です。また現在のコロナ禍やそれ以前からの社会構造の大きな転換により、DX分野(人工知能(AI)、ロボティクス、IoT、ブロックチェーン、仮想現実(VR)/ 拡張現実(AR)など)のデジタル技術の応用と、それによる事業の立て直しが日本企業においては急務となっているにも関わらず、多くの日本企業はその対応において大きく立ち遅れています。
一方で日本企業は高付加価値・高効率、そして日本的文化に根差した強さを持っており、世界の中でも⻑寿企業が多いこと等にも表れていますが、DX時代の中で、この日本ならではの強みがうまく活かされていない側面もあります。
本プログラムでは、日本的な強みを活かしつつ、DXを中心としたデジタル戦略全般(DXを活用した新規事業創出、データ戦略、データサイエンス、AI、プログラミング言語 等)の知識を習得する学びの場を提供し、企業内でDXを先導するためのキーマンとなるデジタル人材の育成を目指します。
今までのキャリアをリセットしスキル転換を図るという⽂脈でのスキル獲得だけでなく、すでに⾃⾝が持っている能⼒・ノウハウをベースに新たな価値を追加するという意味での「アドオン」をプログラムのもう⼀つの考え⽅の柱としています。
必修講座で学ぶ基盤的な知識と、選択講座で学ぶ応⽤的な知識を同時に学ぶことができるプログラム構成とすることで“ハイブリッド型の学び”を提供し、それにより、これまで各個⼈が持っていた「これまでの就業で獲得している知識・スキル」に、 「DX時代に対応するデジタル知識・スキル」を掛け合わせていくことのできる“ハイブリッド型の⼈材”としてのビジネスパーソンを育成します。
また、本プログラムの受講を修了することで、「業務を分かってアイデアを出す」「デジタル技術で何ができるか」という両⽅の側⾯を持ち合わせ、Society5.0時代において能動的に社内外でのデジタル⾰新を推し進めていくことができる⼈材となることを⽬指します。
今回の⼤きな⽬的は、⽇本的な価値をきちんと理解しながら、⽇本ならではのDXビジネスモデルを先導できる⼈材を育成することにあります。
それに向け、⾃⾝のこれまでの経験から得てきた既存スキルに、新たにDXの知識を付与(リスキリング)し、新規事業(新しいビジネス)開発、社内の仕組みづくり等により、⾃社の発展に寄与することに向け、キャリア形成の意識を強く持っている⽅の受講を期待したいと思います。
DXビジネスの根幹をなすDX概念・データサイエンス・AIを学ぶ必修講座(日経ビジネススクールとの連携講座)など、DX時代に必須の必修講座を受講しつつ、
の3つのコースに分かれ、それぞれが目指すべき職種やスキル獲得のための選択必修講座を受講することができるプログラム構成となっています。
また、さらなる選択講座として、東京理科大学オープンカレッジで開講するビジネス講座(デジタル領域中心)より、各自が今後のキャリア形成やキャリアシフトのために役立つ科目を自由に選択し、自分だけのプログラムを作り上げることができます。
また、企業等と連携した職場⾒学、PBLといった実践的なプログラムも⽤意しています。
詳しくは「カリキュラム」のページをご覧ください。
また、以下能力の獲得を想定しています。
なお、本プログラム修了者には、東京理科大学社会人教育センターよりプログラム修了証を発行いたします。
※本ページに記載の内容については、今後⼀部変更となることがございます。
現在新型コロナウイルス感染拡大防止のためスタッフの在宅勤務を推奨しております。
ご回答にお時間をいただく場合もございますが、あらかじめご了承ください。