東京理科大学
2023年度 DX時代を先導するハイブリッド人材のための
2023年度 DX時代を先導する
ハイブリッド人材のための
リスキル×アドオン プログラム
文部科学省「成長分野における即戦力人材輩出に向けた
リカレント教育推進事業」採択事業

202310
開講

プログラムの目的

人生100年時代において、就業期間や就業形態はフレキシブルになりつつあり、生涯学びを続け常に自身をアップデートしていくための「学びなおし」が必要不可欠な状況です。またコロナ禍やそれ以前からの社会構造の大きな転換により、DX分野(人工知能(AI)、ロボティクス、IoT、ブロックチェーン、仮想現実(VR)/ 拡張現実(AR)など)のデジタル技術の応用と、それによる事業の立て直しが日本企業においては急務となっているにも関わらず、多くの日本企業はその対応において大きく立ち遅れています。
一方で日本企業は高付加価値・高効率、そして日本的文化に根差した強さを持っており、世界の中でも⻑寿企業が多いこと等にも表れていますが、DX時代の中で、この日本ならではの強みがうまく活かされていない側面もあります。

今回の「2023年度 DX時代を先導する ハイブリッド人材のための“リスキル×アドオン”プログラム」では、日本的な強みを活かしつつ、DXを中心としたデジタル戦略全般(DXを活用した新規事業創出、データ戦略、データサイエンス、AI、プログラミング言語 等)の知識を習得する学びの場を提供し、企業内でDXを先導するためのキーパーソンとなるデジタル人材の育成を目指します。

リスキルアドオンプログラムで育成する
「ハイブリッド人材」について
ハイブリッド型の人材育成
一般的なビジネスパーソン
今までの
スキル
DX 関連
知識・
スキル
アドオン
×
エンジニア
システム
エンジニア
スキル DX以前の
ITスキル
多様な
DX 先進事例
を吸収して
得るスキル
要 DX 化な
他部門を
理解する力
アドオン
×
事業責任者
ビジネスを
統括する力
新事業に
DX を
当てはめる力
DX ビジネス
デザイン力
DX 分野の
先見性
アドオン
×

今までのキャリアをリセットしスキル転換を図るという⽂脈でのスキル獲得だけでなく、すでに⾃⾝が持っている能⼒・ノウハウをベースに新たな価値を追加するという意味での「アドオン」をプログラムのもう⼀つの考え⽅の柱としています。

必修講座で学ぶ基盤的な知識と、選択講座で学ぶ応⽤的な知識を同時に学ぶことができるプログラム構成とすることで“ハイブリッド型の学び”を提供し、それにより、これまで各個⼈が持っていた「これまでの就業で獲得している知識・スキル」に、 「DX時代に対応するデジタル知識・スキル」を掛け合わせていくことのできる“ハイブリッド型の⼈材”としてのビジネスパーソンを育成します。

また、本プログラムでは、DXの“D=デジタル”の部分にばかり着目してスキル伸長するのではなく、“X=トランスフォーメーション”を起こす力を伸長していくことを課題に設定してプログラムを設計しています。

プログラムの受講を通して目指していただきたいのは、「欧米の主要IT企業やプラットフォームの単純利用によらないDX、つまり日本ならではのDXができる中核人材」となることです。その実現のために、昨年度実施した同名プログラムよりも、さらに“X”の部分に焦点を当てた多様な学びを用意し、「デジタル」「トランスフォーメーション」両側面のスキルを持つ“ハイブリッド人材”の育成を目指していきます。

プログラムについて

今までのキャリアをリセットしスキル転換を図るという文脈でのスキル転換ではなく、すでに自身が持っている能力をベースに新たな価値を掛け算で追加する。これにより、受動的にDX時代の流れにのるのではなく、自らが能動的に価値を創造し、時代を先導できる日本ならではのハイブリッド人材を⽬指していただきます。
なお、本プログラムはオンラインのみで修了することが可能です(⼀部、対⾯講座を実施することを予定しています)。
2023年度 DX時代を先導するハイブリッド人材のための
リスキル×アドオンプログラム イメージ図
2023年度 DX時代を先導するハイブリッド人材のための“リスキル×アドオン”プログラム イメージ図

DXビジネスの根幹をなすDX概念・データサイエンス・AIを学ぶ必修講座(日経ビジネススクールとの連携講座)など、DX時代に必須の必修講座を受講しつつ、

  • 新規ビジネス創造
    コース

  • データサイエンス
    コース

2つのコースに分かれ、それぞれが目指すべき職種やスキル獲得のための選択必修座を受講することができるプログラム構成となっています。
また、さらなる選択講座として、東京理科大学オープンカレッジで開講するビジネス講座(デジタル領域を中心に、イノベーション思考、バックキャスティング、データドリブンなど多様な講座を準備)より、各自が今後のキャリア形成やキャリアシフトのために役立つ科目を自由に選択し、自分だけのプログラムを作り上げることができます。

また、企業等と連携したオンラインでの職場⾒学・職場体験、PBLといった実践的なプログラムも⽤意しています。

詳しくは「カリキュラム」のページをご覧ください。

Curriculumカリキュラム
修得が想定される能力
  • 新たなビジネスを創造する
    企画力
  • 社会のIT課題を解決する
    プログラミング技術
  • Society5.0時代における
    DXのあり方についての理解

また、以下能力の獲得を想定しています。

  • 独立行政法人情報処理推進機構(ITSS)のITスキル標準に当てはめた場合、レベル2〜3相当
  • プログラムを受講し、特定の科⽬を受講した結果合格しうる資格試験としては統計検定2級相当

なお、本プログラム修了者には、東京理科大学社会人教育センターよりプログラム修了証を発行いたします。

受講生の声(抜粋)

東京理科大学では2022年度に本プログラムの前身プログラムとして「DX時代を先導するハイブリッド人材のための“リスキル×アドオン”プログラム」を実施いたしました。60時間以上のプログラムを完遂した修了生からは、以下のようなお声をいただいております。

データ分析の基礎を学び、実践へのスタートまで連れて行ってもらえた。
使いこなすためにはもっと実践と経験が必要だと感じているが、まず何をしたらいいかが分かったことが最大の学びであった。

非常に学びが多くDXや成熟社会におけるビジネスについてだけでなく、自分のキャリアについて再考するいいきっかけとなった。

プログラムを通して学びを深められ、更に自分自身と向き合うことができすごくいい機会でした。
また、キャリアについても更に明確になり、自分に足りないところだけでなく、自分の伸ばしたいところや今後やっていきたいことがわかり、本当にすごくいい機会でした。

様々な地方から様々な業種の方が集まっていて、同じ講座を受講していてもそれぞれのご経験から、異なる疑問や感想が出てきて、大変興味深かった。

多くのことを学ぶことができた。
開講時間も夜が多く業務調整しながら参加できた。

完全オンラインだからこそ、地方に住んでいても参加でき、とてもありがたい機会でした。
これからは地方でも十分に学んでいけると実感しました。

ただデータの分析方法やプログラミングの方法を学ぶだけではなく、業務での生かし方であったり、仕事の仕方や考え方まで教えていただけたと感じました。

※本ページに記載の内容については、今後⼀部変更となることがございます。

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