9号館エントランスにて展示中
第1世代の終わりに発明された、パラメトロンを用いた日本独自の計算機です。
パラメトロンは、当時まだ東京大学理学部物理学科の学生であった後藤英一氏によって、1954年に発明されました。
FACOM201は富士通と国際電電が、商品として共同開発し、1960年に東京理科大学に納入され、研究・教育に使用されました。
■情報処理学会による情報処理技術遺産の紹介ページ1955年に大型の商用コンピュータとして初めてアメリカから輸入された第1世代コンピュータです。国内初の商用電子計算機として1955年2月に野村證券電子計算部に納入され、株式売買などの業務に8年間使用されました。
昭和30年代、UNIVAC120の登場により、日本の事務の機械化が急速に進み、日本のコンピュータ時代の幕開けとなりました。
■情報処理学会による情報処理技術遺産の紹介ページ真空管180本とGeダイオードを使用した、第1世代最後の頃のコンピュータです。アメリカ・ベンディックス社が1956年に発売しました。
Bendix G-15は、新幹線の運行計画計算や、鉄道技術研究所の座席予約システムなどに利用されました。