ミニ企画展示室

東京物理学校創設者と「坊っちゃん」の頃 【終了しました】

2019年 6月13日(木) ~ 開催

本学の前身の「東京物理学校」は、明治14(1881)年に東京大学を卒業間もない若き21名の理学士らにより創立されました。 創立者たちは、「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」と建学の精神を掲げ、理学の普及運動を推進しました。

夏目漱石は、当時の創立者たちと親交があり、明治39(1906)年出版した彼の代表的小説「坊っちゃん」の主人公を物理学校卒業生としました。彼と交流のあった創立者の中村恭平と櫻井房記を紹介します。

近代科学資料館の企画展2016年時に制作されたDVD「『坊っちゃん』とその時代~明治期の科学者と漱石の交際を探る~」を上映しています。

また、創設者の一人である東京天文台初代台長の寺尾壽が明治40(1907)年に東京大学理学部星学科で行った「星学」講義ノートなども展示中です。

企画展

展示風景